3月15日(火)、平成27年度卒業式・学位授与式が執り行われ、157名が未来に向かって新たな一歩を踏み出しました。

きらきら輝く皆さんの笑顔は4年間で培ってきた自信に満ち溢れ、とても頼もしく感じられました。今後のみなさんのご活躍を心よりお祈りいたします。

また、南丹市市長の佐々木納稔様をはじめ、多くの方々にご列席いただき、沢山の祝福のお言葉を頂戴いたしました。心より御礼申し上げます。

なお、卒業式終了後「京都ホテルオークラ」で行われた卒業記念パーティーでは、4年間を共に過ごした仲間やお世話になった教職員の先生方と大いに盛り上がり、名残を惜しみながらも大学生活の最後を締めくくりました。

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答 辞

DSC_4347今年は全国的に暖冬とはいうものの、日吉の地では寒さ厳しい日も多くあり、ここ最近ようやく暖かい日が少しずつ増え、春の訪れを感じられるようになりました。
本日は学長先生をはじめ、ご来賓の皆様、教職員の皆様のご臨席を賜り、このような盛大な式を挙行して頂いたことに、卒業生一同心より御礼申し上げます。
私は滋賀県の湖東に生まれ、片道2時間半かけて4年間通学しました。慣れない電車通学に不安を感じながら、またこれから始まる学生生活に大きな期待を寄せてこのキャンパスの正門に立った日のことを、つい昨日のことのように覚えています。
入学後間もなくはじまった授業。解剖、生理などの基礎科目では、専門用語が飛び交う内容の深い授業に圧倒され、自分が学びたいことと、それら基礎科目との間にギャップを感じることもありました。しかし、授業が進むにつれ、少しずつ基礎科目の重要性を見いだせるようになり、友人たちと協力しながら自分達の知識として蓄えることができるようになりました。
学年が上がり増えていった柔道整復系の専門科目では、自分が求めていたことが学べているという喜びがあり、柔道整復師になりたいという気持ちが強くなりました。もっと知りたいという欲が強くなり、放課後に先生の部屋をノックしたこともありました。授業時間外にも関わらず、嫌な顔一つせずに臨床経験を交えながらたくさんお話をしていただいたことで、「師匠」と慕う先生がたくさんできました。
3年生になり学外で行ったスポーツケアの実習では、知識・技術が不十分なため、なかなか満足のいくケアをすることができず、落ち込んだ状態で実習を終えました。その後しばらくは分からない、できないことが嫌になり、柔道整復師の道を諦めたくなることもありました。しかし、先生方のご助言や友人たちの励ましによって、自分の知識と技術をより高めるための努力を続けることができました。その結果、学ぶことが楽しくなり、次の学外実習では ぎこちない手つきではありましたが、自分の考えを持ってケアを行うことができました。選手の方が帰り際にかけてくれた「楽になったよ、ありがとう」の言葉は、私が感じていた不安をすべて吹き飛ばしてくれました。
4年間の集大成である国家試験。試験まで時間がなくなり焦ってきた私たちを先生方はいつも温かく受け止め、指導してくださいました。また、友人たちと机を囲み、互いに教え合い、疑問を解決していくことで、最後までモチベーションを下げることなく国家試験を迎えることができました。
このように4年間を振り返ってみると、どの場面においても私は必ず誰かに支えられていたように感じています。大学生活によって、専門的な知識や技術だけでなく、病める人に共感し思いやる心など、多くのものを得られたことが私の大きな財産であると思っています。
何も分からなかった私達を教育してくださった教職員の皆様、未熟な私達の手本となってくださった先輩方、そんな私達でも慕ってくれた後輩たち。時にはぶつかり合いながらも苦楽を共にした友人たち、私達を支えてくださった皆様には感謝してもしきれません。
そして未熟な私達を最も身近に支えてくれたのは、多くの心配をかけながらも最後まで私達のことを思い、支えてくれた家族。通学時間が長いため、朝は早く、夜は遅く帰ってくる私をいつも笑顔で送りだし、迎えてくれました。挫折しそうになってもその温かさに何度も助けられました。最近では、国家試験勉強のため夜遅くまで勉強している時に、おにぎりを握ってもらい、「頑張れ」と声をかけてもらったこと、どれだけ励みになったか分かりません。また就職先から内定をいただいた時、ともに喜んでくれたあの笑顔は忘れる事ができません。今まで支えてくださった多くの方に、この場を借りて改めて深く感謝いたします。本当にありがとうございました。
これから私達はそれぞれの夢、目標に向かって旅立ちます。この明治国際医療大学で学んだことを糧に、自らの人生を一歩一歩、歩んでいく所存です。一人一人の力は微力かもしれませんが、それぞれが自分に託された使命を果たしていくことで、それが大きな力となって社会に貢献できると信じています。
最後になりましたが、明治国際医療大学の今後益々の輝かしいご発展と、皆様のご健康とご多幸をお祈りし、卒業生を代表して答辞とさせていただきます。

平成二十八年三月十五日 卒業生代表 岡部 静