疾患別(夜尿症)

夜尿症

・病気の概要:

 夜尿症とは、6歳を過ぎても夜間睡眠中に無意識に尿が出る現象をいいます。通常、産まれた時はすべてで夜尿を生じ、4〜5歳頃の排尿・睡眠機構の発達に伴い自然に消失し、また、夜尿が身体に悪影響を及ぼすものでないことから、放置されることが多い病気です。しかし、夜尿が学齢期まで持続している場合は、夜尿をしていることでお子さんが自信を喪失し、心理面、社会面、生活面に様々な影響を与えることがあります。このような影響は、ストレスとなって夜尿の消失時期を遅らせる要因ともなるため、なるべく早く治療してあげた方がよいといえます

・期待できる鍼灸治療効果

 夜尿症の鍼灸治療は刺さない小児はりを定期的に行いますが、場合によっては普通の刺入する鍼やお灸を行うこともあります。夜尿症はタイプによって、効果が現れるまでに要する時間が異なります。治療としては、まず、夜尿記録をつけることから始めます。当院にお気軽にご相談下さい。

・セルフケア

①  起こさず、焦らず、怒らず:夜尿は無意識に生じますので、お子さんを叱ることは解決にはなりません。治療の原則は、「起こさず、焦らず、怒らず」です。夜尿がなかった日はしっかりと「ほめて」あげましょう。

②  無理やり夜中に起こさない:抗利尿ホルモンは、夜間ぐっすり眠っているときにたくさん分泌され、尿を濃くして尿量を減らす働きをしています。昼間の子どもの活動を低下させる一因にもなるので、無理やり起こさないようにしましょう。

③  水分のとり方に注意: 夕食は寝る3時間前までに終わらせ、 塩分もとり過ぎないようにします。水分は朝・昼に多く、夕方から制限しましょう。

④  規則正しい生活リズム:夜更かしや不規則な生活は夜尿症を悪化させます。早寝、早起き、決まった時間の食事を心がけましょう。

⑤  寒さ(冷え性)への対策:夜尿症の子どもには冷え性(手足が冷たい)が多くみられます。寝る前にゆっくり入浴してからだを温めましょう。 ツボ療法として、ふくらはぎをドライヤーで温めるのもよいでしょう。

⑥おしっこの我慢訓練:膀胱を大きくするためには、おしっこの我慢訓練が有効な場合があります。 尿意を感じてもすぐにトイレに行かせず、お話をするなどして、ぎりぎりまで我慢させましょう。ただし、我慢し過ぎると腎臓に負担がかかりますので、注意が必要です。

印刷はこちらへ→ PDF

本疾患で治療を希望の方は下記の附属鍼灸治療施設までご相談ください。(名称をクリックすると各HPが見ることができます)

附属鍼灸センター:京都府南丹市日吉町保野田ヒノ谷6-1 電話0771-72-1210

京都駅前鍼灸院:京都市下京区塩小路通烏丸西入ル東塩小路町579-1 山崎メディカルビルBF1 電話075-371-1189

京都桂川鍼灸院(ミュトス361):京都市南区久世高田町376-1 イオンモール京都桂川1F me di mo内 電話075-925-0361

統合医療センター:京都市西京区大原野東境谷2-4 ホテル京都エミナース6F 電話 075-333-5620

 疾患・症状別選択画面へ戻る