初めて鍼灸治療を受ける方へ

診療形態について

当鍼灸センターは、鍼灸施術所としての機能に加え、鍼灸師の養成施設としての機能も併せ持っています。したがって、学部学生が鍼灸診療の基本を身につけ、大学院生が高度な東西医学の知識・技術を修得するために、教員と学生(大学院生・研修生)がチームを成して診療に当たります。

鍼(はり)について

 「はり」と聞くと痛い感じがありますが、鍼の直径は0.2ミリ程度と髪の毛位のものです。刺されたときは何も感じないか、少しチクッとした感しがする程度です。
治療に用いる鍼はすべて完全滅菌された使い捨てですので、鍼から病気が感染することはありません。また、鍼の副作用はほとんどありません。
しかし、治療後一時的にだるさが残ることがあります。これは鍼治療に慣れていない人に起こりやすい症状です。運動後の疲労感とよく似ていますので、激しい 運動を避けて下さい。ほとんどの場合は1~2日で回復します。また、時に小さな内出血が起こることがあり、紫色から黄色くなって1週間ほどで消えます。

灸(きゅう)について

 「お灸」には直接灸と間接灸(温灸・隔物灸など)とがあります。直接灸は瞬間的な熱さのみで快痛ともいえる心地よさです。間接灸は持続的な温かさがあり、決して熱さを我慢するものではありません。
直接灸の後には小さな水ぶくれができることが多いですが、つぶしたり、強くこすったりしなければ問題はありません。また、お灸は自宅で行うことも可能で す。状況によって施灸を指導することがあります。指示された通りに行って下さい。
治療日は入浴等を禁止する必要ななく、ふだんどおりの生活をしていただいて結構です。但し灸治療を受けた時は入浴時に灸のあとを強くこすらないよう注意して下さい。

そのほか、ご不明な点は担当鍼灸師または附属鍼灸センターにご相談下さい。

適応疾患について

【運動器疾患】
肩こり、五十肩、腰痛、頚椎症、変形性膝関節症、腱鞘炎、テニス肘 etc.
【消化器・呼吸器疾患】
便秘、下痢、痔疾、慢性胃炎、食欲不振、気管支喘息、鼻炎、感冒、扁桃炎 etc.
【疼痛性疾患】
頭痛、坐骨神経痛、術後疼痛、ヘルペス後神経痛、三叉神経痛 etc.
【循環器疾患】
低血圧症に伴う諸症状、冷え症、本態性高血圧症 etc.
【泌尿器・産婦人科系疾患】
月経異常、更年期障害、逆子、不妊、インポテンス、失禁症 etc.
【感覚器系疾患】
仮性近視、眼精疲労、メニエール病、耳鳴り、難聴 etc.
【小児疾患】
夜尿症、小児神経症、消化不良 etc.
【その他】
不眠症、肥満、自律神経失調症、片麻痺、顔面神経麻痺、アレルギー疾患 etc.

                             症状・疾患別に解説しております。 こちら

有害事象について

内出血、火傷、目眩など