明治国際医療大学 / 2017 大学案内
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学びの特長 Features of Learning医療技術の発展が目覚ましい現在、伝統療法である柔道整復術もこうした最新技術を効果的に取り入れることで、日々進化を続けています。本学部では、学生それぞれの卒業後5年、10年を見据え、このような時代の流れに柔軟に対応できるよう、“自ら考え、学ぶことができる柔道整復師の養成”を目標とし、カリキュラムを構成しています。そのために、教科書の内容を記憶するだけではなく、医療人に必要な“聞く・調べる・考える”を大切に、背景を理解するための学びを展開しています。柔道整復師は「生涯活用できる独立開業権」が認められています。運動器外傷の施術のみならず、スポーツにおけるケガ予防や高齢者の健康づくりなど、地域医療の担い手としても将来の活躍が期待されています。経験豊富な教員の指導のもと、最新設備や、隣接する附属病院、地域の医療・福祉施設を活用した実技実習を強化し、幅広い疾患に対処できる応用力を育みます。また学内では、他学部、医師など病院関係者とも連携して多彩な研究が行われています。結果は随時教育に反映されており、常に最新の情報を学ぶ環境を整えています。充実の教育施設超音波診断などの最新機器を備えた「モデル治療室」、そこでの治療の様子を3方向からのカメラ映像で確認できる「マルチメディア実習室」、より正確な身体の動きを分析する「三次元動作解析システム(モーションキャプチャーなど)」を完備しています。附属病院実習附属病院の整形外科や検査室を廻り、医師による診察・診断・治療の過程や、X線やMRIなどの画像診断手法やカルテの読み方を学びます。また、看護師、検査技師らも含めた「チーム医療」に携わり、「柔道整復師としての自己の役割」について理解を深めます。学外臨床実習教員や医師の指導のもと地域の接骨院や整形外科で患者さんへの対応や療法を学びます。手技による「整復」、包帯・ギプスなどによる「固定」のほか、「後療法」として、3つの療法(運動療法・手技療法・物理療法)を通して、早期の機能回復に取り組みます。第一線で活躍する教授陣、最新設備や附属病院を備えた「ハイレベルな教育環境」特 長2学生の卒業後を見据えた「自ら考え、学ぶことができる」教育の実践特 長123 ■ Meiji University of Integrative Medicine

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