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Department of Health and Physical
Educations
教育概要
【保健医療学部】
柔道とは心身の力を最も有効に使用する道である。その修行は攻撃防禦の練習に由って身体精神を鍛錬修養し、斯道の神髄を体得する事である。そうして是に由って己を完成し、世を補益するのが柔道修行の究竟の目的である。また、柔道の理念である「精力善用・自他共栄」の理解と実践を目指す。
柔 道Ⅰでは、柔道の礼の精神を学び、それに基づく日常の礼儀作法、学習の取り組む姿勢を身につける。また、受身や抑込技を学習する。柔 道Ⅱでは、いかに崩して作り、掛け、いかに受けるかという技の理合を習得させる投の形(右)を学習する。また、立技の乱取で使用する基本的な投技や絞技を学習する。柔
道Ⅲでは、いかに崩して作り、掛け、いかに受けるかという技の理合を習得させる投の形(左)を学習し、初段としての技能修得を完成させる。また、関節技、連絡技や変化技などの技術を中心に学習する。
毎年1月に行われる本学の鏡開式において、保健医療学部の学生が投の形(手技・腰技・足技)を演技します。
【柔道の歴史】
現在、世界各国において「柔道」「JUDO」と呼ばれ親しまれているものの正式名称は日本伝講道館柔道(にほんでんこうどうかんじゅうどう)といいます。1882年(明治15年)に嘉納治五郎(かのう じごろう:1860~1939年)師範が我が国伝来の柔術(じゅうじゅつ)を新しい理想のもとに集大成し、近代化したものです。
柔道場 ( 明柔館 )