明治国際医療大学 / 2015年大学案内
14/44
学びの特長 Features of Learning本学部の最大の特長は、3年修了時に「はり師・きゅう師の国家試験受験資格」を取得できること。他大学にはない1年早い免許取得により、4年次には有資格者として、教員指導のもとで実際に患者さんの治療を行います。卒業までに延べ45~70人を担当することで、確かな技術と応用力、医療人としての心構えを身につけることができます。また、この独自カリキュラムを支えているのが、1年次から3年次の間に、積み上げ式で理解を深める基礎学習です。「現代医学」を通じて人体の仕組みや機能、病気や障害について学ぶ一方で、「鍼灸学」「東洋医学」の学理や問診法、鍼の使い方などの基礎技術を修得。東西両医学を究めた上で、実践の場で力をつけることで、真に患者さんから信頼される鍼灸師を目指します。伝統医療系で唯一、大学附属病院を有している本学は、キャンパス内の附属病院をはじめ、学内外の関連施設を活用した「現場教育(実技実習・臨床実習)」が充実しています。専任教員に加え、第一線で活躍する鍼灸師、各科の医師を講師に迎え、入学後の早期から臨床体験学修がスタート。実際にプロが働く現場に入り、医療に関わる人々とのチームワークを学ぶことで、4年間を通じて「活きた医療」を体感することができます。附属病院実習附属病院の各診療科や検査室を少人数のローテーション方式で廻り、医師による診察・診断・治療の過程や、カルテの読み方を見修します。看護師、検査技師らも含めた「チーム医療」に携わることで、「医師とスムーズに連携ができる」鍼灸師を目指します。附属鍼灸センター実習一般外来に加え、アトピー性皮膚炎、排尿障害、スポーツ障害などの専門外来を開設している鍼灸センターは、附属病院とも連携を行い、高度な鍼灸治療を実施しています。1・2年次にはこうした治療の現場を見学し、3年次以降は本格的な臨床実習を行います。高齢者ケア実習高齢者のQOL(生活の質)を高めるために、鍼灸治療を活用する実習です。高齢者福祉施設を訪問し、食事・入浴・整容などの「介護実習」と「鍼灸治療」を実施。高齢者の心身を理解した上で、鍼灸ケアに必要な知識・態度・技術などの総合スキルを養います。キャンパス内の附属病院、附属鍼灸センターを活用した「充実の臨床実習」特 長2「在学中の免許取得」で、実践力と応用力を鍛えるコアカリキュラム特 長113 ■ Meiji University of Integrative Medicine
元のページ