明治国際医療大学 / 2015年大学案内
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学びの特長 Features of Learning医療や科学技術の発展が目覚ましい現在、柔道整復術はこうした最新技術を効果的に取り入れることで、日々進化を続けています。本学部では、2013年度より新カリキュラムを導入。伝統ある柔道整復術の修得と並行して、西洋医学の解剖学・生理学を学ぶことで、人体や疾患についての理解を深めていきます。また、身体運動のメカニズムを研究する「バイオメカニクス(生体力学)」を活用した「本学独自の手技療法※」の開発や臨床実践も行っています。※例えば、本学の中川貴雄教授が命名した治療法「マイクロ牽引法」(患者さんにとってよりやさしく安全で効果的な治療法)や、手足の関節の歪みや運動機能の異常を的確に見つけ出す検査法「モーション・パルペーション(動的触診)」などが挙げられます。柔道整復師は「生涯活用できる独立開業権」が認められています。運動器外傷の施術のみならず、スポーツにおけるケガ予防や高齢者の健康づくりなど、地域医療の担い手としても将来の活躍が期待されています。本学部では、経験豊富な教員の指導のもと、最新設備や、隣接する附属病院、地域の医療・福祉施設を活用した実技実習を強化し、幅広い疾患に対処できる応用力を育みます。充実の教育施設超音波診断などの最新機器を備えた「モデル治療室」、そこでの治療の様子を3方向からのカメラ映像で確認できる「マルチメディア実習室」、より正確な身体の動きを分析する「三次元動作解析システム(モーションキャプチャーなど)」を完備しています。附属病院実習附属病院の整形外科や検査室を廻り、医師による診察・診断・治療の過程や、X線やMRIなどの画像診断手法やカルテの読み方を学びます。また、看護師、検査技師らも含めた「チーム医療」に携わり、「柔道整復師としての自己の役割」について理解を深めます。柔道整復臨床実習教員や医師の指導のもと地域の接骨院や整形外科で患者さんへの対応や療法を学びます。手技による「整復」、包帯・ギプスなどによる「固定」のほか、「後療法」として、3つの療法(運動療法・手技療法・物理療法)を通して、早期の機能回復に取り組みます。第一線で活躍する教授陣、最新設備や附属病院を備えた「ハイレベルな教育環境」特 長2伝統的な手技に加え、「バイオメカニクス」に則った独自の検査法・治療法を導入特 長121 ■ Meiji University of Integrative Medicine

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