【教 育】

○学部教育
2年次 【歯科学】(臨床医学:現代医学系)

2年次の学生を対象に臨床医学(現代医学系)の中の「歯科学」を担当している。当講義の概要は、(1)う蝕の原因・発生、歯痛の特性について、(2)う蝕から歯髄炎・歯周炎へ進行する課程、(3)顎関節症の原因・症状・分類・治療について、(4)口腔領域の炎症・奇形・嚢胞・腫瘍・外傷について、などを講義している。

また、鍼灸は頭頚部の不定愁訴や全身の不調和に対する治療を得意としている点から、口腔疾患や咬合異常によりこれらの症状が出現することを教育している。さらに顎関節症をはじめとする口腔領域の疾患に対して鍼灸治療が応用されていることから、病態に関する基礎知識を講義している。

4年次 【附属病院実習1】(臨床医学:現代医学系)

当科での実習は、外来見学、学生自身による歯型の採取と石膏模型作り、歯の解剖の説明、歯科治療の概要に関する解説、技工室の見学、などを2日にわたって行っている。直接、スタッフによる実習を行っており、鍼灸師という立場でも知っておけば役立つであろう歯科学上の知識を教育している。

○実習風景の写真

4年次 【附属病院実習2】(臨床医学:現代医学系)

当講義は鍼灸学系と現代医学系との合同講義である。歯科学領域としては、「顎関節症の臨床」というテーマを設定し、鍼灸師としてこの疾患・症状に対して知っておくべき基本的事項を教育すると共に、鍼灸学と歯科学的な立場の両方が如何に有機的に結びつき、治療を構築できているのかという点を解説している。鍼灸学系は今井賢治(臨床鍼灸医学教室)が、歯科学的な立場は大薮秀昭が担当している。


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