6月4日(土)華頂女子中学高等学校(京都市東山区)の保護者向け研修会に、鍼灸学部の木村啓作講師が講師として招かれ、本学が国際交流協定を結ぶポルトガル共和国のスポーツクラブ「SLベンフィカ」において1年間研修された体験をもとに「日本とポルトガルのつながり-東洋医学の重要性-」をテーマに講演および実技指導を行いました。

開催後、参加された保護者代表の方から、次のメッセージをいただきました。


平成28年6月4日土曜日に、華頂女子中学高等学校(京都市東山区)の保護者会主催の講演会(前田校長代理先生はじめ教職員、保護者約70名参加)におきまして、鍼灸学部の木村啓作先生をお招きし講演いただきました。
今回は、華頂保護者会のテ-マ『つながり』と『健康』に関連して、木村先生が1年間出向されていたポルトガルと日本のつながり及び東洋医学について「日本とポルトガルのつながり-東洋医学の重要性-」という演題でご講演と実技指導(ツボ)をしていただきました。
まず最初に『つながり』に関する内容を、各時代を背景に、歴史的な人物の登場もあり、言語や食文化などについて説明していただきました。


講演風景​

ポルトガルに語源を持つ日本の言葉には、「ボタン」「金平糖」「天ぷら」などがあり、ポルトガルからの南蛮菓子では、「ビスケット」「カステラ」「エッグタルト」などがあるということで、日常的に身近に使っている言葉ばかりで、とても親しみを感じるお話でした。また、美味しそうで、食べたくなったご馳走や、行ってみたくなった素敵な風景の写真を見せていただき、ポルトガルに行ってみたくなりました。
次に、『健康』に関する内容では、東洋医学的な症状による診断と改善方法の設営があり、自分自身で、どこでもすぐにできる舌の観察による健康チェックや自立神経の働きを整える爪もみなどを教えていただきました。
最後には、ストレスや歯痛などの鎮痛に効果を発揮する合谷穴と肩こりや寝違え、頭痛に効果を発揮する手三里穴にパイオネックス・ゼロの貼付の仕方を教えていただきました。
今回の講演で、木村先生から、数多くの影響をポルトガルから受けた日本が、今、東洋医学をポルトガルに伝えているというスケールの大きな『つながり』のお話しをお聞きし、東洋医学に興味を抱き、そして自分自身で今まで以上に『健康』に気をつけて、セルフケアをしていこうと思いました。
木村先生、お忙しい中、本当にどうもありがとうございました。


パイオネックス使用例