Department of Clinical Acupuncture and Moxibustion

 
臨床鍼灸学講座の紹介
 

【概要】

臨床鍼灸学ユニットは、平成14年4月に臨床鍼灸医学教室として発足し、平成16年4月には現代医学的分野に従いⅠ~Ⅲへと分割しておりました。
その後(平成20年4月)、大学名称の変更に伴い、ユニット体制の改編を行い、再度、ひとつのユニットとして統合し、「内臓機能系」・「運動・神経機能系」・「感覚機能系」と3つのディビジョン(活動単位)構成の下、鍼灸臨床部門の「教育」・「研究」・「臨床」を担当してきました。
このたび、活動単位を見直し、若干の呼称変更を行いましたが、主な活動内容は従来どおり継続しておりますので、各活動単位の詳細については紹介ページをご覧いただくとよろしいかと思います。

【教育】

教育科目は、鍼技術学・灸技術学・臨床鍼灸学・東西医学総合セミナー(テーマを設定し、鍼灸医学と西洋医学の教員によるミニパネルディスカッション形式)・附属鍼灸センター実習(3・4年生の鍼灸臨床実習)などを担当しています。

【研究】

「内臓機能系」・「運動・神経機能系」・「感覚機能系」に関する疾病を対象とした鍼灸臨床研究では、鍼灸医学の有効性を客観的に示すべく努力しています。また、鍼灸医療の有効性の科学的根拠を確立すべく基礎研究も行なっています。これらの結果は、鍼灸学会のみならず西洋医学の専門学会にも報告しています。

【臨床】

当講座は、その名が示すとおり”鍼灸臨床”に直結した内容を主眼としており、附属鍼灸センター(一般診療と専門外来)、附属病院の診療各科(外来患者・入院患者)および関連施設において鍼灸臨床を実施しています。
各スタッフが各々の専門性を活かしつつ、外来診療や入院治療を行っており、その適応と有用性に関する研究活動を通し、特異な症例や特定の疾患については学会発表や論文報告を行っています。