講座の紹介
臨床柔道整復学講座は、主に骨折、脱臼、捻挫についての講義・実習やスポーツで起こるケガや障害について教えています。
柔道整復師の臨床(患者さんを診る現場)では、患者さんの痛みや関節が曲がりにくいなどの様々な訴えを少しでも良くするために、柔道整復師が創意工夫をこらして施術に当たっています。その中で起こる技術的な疑問や症状、疾患に対する疑問を解明するための研究をこの講座では行っています。また、臨床に携わる先生方、学生の技術練習をするためのシミュレーションモデルの開発などを研究の中で行っています。
講義科目である「徒手療法学」では、患者さんの痛みや各関節の異常に対して、手技による検査法と施術法を詳しく学び、卒業後、実際の臨床に応用できることを目標に講義と実習を行います。この検査法と施術法は、明治国際医療大学だけで教えられている手技療法であり、骨折、脱臼、捻挫の後の痛みや関節の異常、スポーツにおけるコンディショニング、スポーツに関わるけがの検査と治療、筋肉、靱帯、腱のケガ、また、異常なしといわれても痛みや異常がある関節の問題などに応用できる方法です。