ImageJのMIP処理でMRA

ImageJは6で紹介したソフトウエアです。

その他の機能はここ(英語のページ)も参考にしてください。

データは2Dでなく3Dで計測されます。DICOMで出力された複数枚の2D画像をstackで一つの3Dデータにし、そあとz-projection(z投射)を行います。

①ImageJでTOF( Time of Flight)シーケンスで計測されたMRAデータの2DのDICOM画像全てをopenから開きます。(MRIcroGLなどで3Dのnifty形式に変換しておくことをお勧めします)

②開いている2DデータをImage→Stacks→Image to Stackで一つにします。
stacksで3D画像に変換

③Image→Stacks→ 3D projectで開いた3D ProjectionウインドからProjection methodをBrightest Point(MIPに相当)、回転軸(axis of rotation)を選択、あとは既定のまま、OKで進みます。これで終了です。下のバーをスライドさせると回転させることができます。
3Dprojection01

MRAのパラメータの設定

MRAの方向を変えるには、Resliceを行います。

①Axialで計測されているデータをCoronalに変換:Stacks→Reslice:Rotate 90 degree/OK

②回転したデータを指定して再度3D projectionで回転させる。

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