前臨床MRIの解像度の限界

MRIの解像度は最近のdeep Learning(AI)技術で飛躍的に進歩しています。しかし、本学の実験用MRIでは感度が旧来のままです。ここでは1cmのsurfaceコイルを使った種子の発芽の様子を例にいくつかの画像を紹介します。

一つ目はひまわりの種の根が出る様子です。200μm x 59μm x 59 μmの分解能で2D RARE 5 echoで計測しています。TR/TE=4000ms/6msの条件です。各画像は8回の積算をして約110分の積算時間です。この画像を連続撮像することで種の発根の様子を観察することができます。
以下は10時間毎に得た種の発根のMRI密度画像とその下にT2計算画像です。

ひまわりの種の発根のMRI(密度画像とT2画像)

ひまわりの種の発根の様子(youtube動画に移ります)

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