本年の磁気共鳴代謝研究会は、今年は少し時期がずれましが、秋に京都リサーチパークにて開催する事となりましたのでお知らせ申し上げます。
本会は、通常の学会で行われる発表や質疑応答ではなく、in vivo MRS及びMRIの研究者が集まり、日頃の問題点や疑問点をフランクに話し合い、解決策やより良い研究の方向性を模索するための会です。そのため、未完成の研究や着手して行き詰まっている実験など、「中途半端な」発表を歓迎します。MRSやfMRIの測定や解釈についての疑問、実験系を設定するにあたっての問題点、新しい技術分野への初期的な挑戦など、ご意見やご質問をお持ちの方は、是非お気軽に参加して御討議下さいますようお願い致します。予め質問を、E-mailおよびファックスにて事務局までお送り頂ければ、当日の議論に入れさせて頂きます。また、当日の飛び入り参加、飛び入り発表、飛び入り講義も歓迎致します!
また今回は 日本磁気共鳴医学会のMRSスタディーグループ(代表:原田雅史)とのジョイントミーティングになります。今回は臨床MRSの研究者の間では利用が高まりつつあるLCModelのソフトを利用したCSI解析プログラム(BFSIL)について一端をご紹介しようと思います。このプログラムはビーエフ研究所(株)と明治国際医療大学の共同研究によって作成されたソフトウエアで、現在MRSのスタディーグループでその利用について検討されている物です。
プログラム
13:30- 14:00 “BFSILについての処理概要の説明” (明治国際医療大学 梅田雅宏)
14:00-14:50 “BFSILの仕様説明” (明治国際医療大学 梅田雅宏)
14:50-15:20 休憩
15:20-16:00 未定
日時:平成20年7月26日(土曜日) 13:30 – 16:00
場所:メルパルク京都, 第6議室(TEL 075-352-744)
参加費:2000円