ウェアラブルディバイスとモーションレコーディング

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2015年は期待されていたApple Watchが発売されウェアラブル元年とする記述もあります。確かに2013年、2014年にはわずかだったウェアラブルディバイスはその数を増加させました。国内でも多くの発表がありました。ここではそうした関連するディアイスの発表記事などを中心にまとめます。この記事は別のブログ記事と平行して書かれています。また、総務省でもウェアラブルディバイスはICTの一環として注目してかなりよくまとめてありますので確認してください。
また、最近では、日本医療臨床研究機構のIoTの医療への応用の研究「平成29年度「IoT等活用生活習慣病行動変容研究事業」に係る公募について」の公募が行われています。(2017.6.23)
2020年に入るとApple Watch 6でSpO2(血中酸素濃度の)の計測が発表されメディアで取り上げられたこともあり、FitbitやGarmin、ソニー、ファーウエイなど多くのメーカーが新しいスマートウォッチの市場への投入が続いています。Appleも日本での心電図計測サービスを開始を予感させるように、アプリに心電図コーナーが設けられました。Apple Watch4以降(Apple watch SEを除く)で利用できる日も近い気がします。(2020.10.07)

  1. ウェアラブルディバイスと医療
  2. 健康維持のための活動量計測
  3. 心拍の計測
  4. 呼吸のモニタ
  5. 睡眠深度のモニタ
  6. 体温計測
  7. 血圧計測
  8. 生体組成計測
  9.      

  10. スマートウォッチ比較

ウェアラブルディバイスと医療

ウェアラブルディバイスは一般に身につけるディバイスです。すでに商品化されている身につけるリモコンの役割を行うRingなどもあります。またiPhoneとのインターフェイスとしても利用できるApple Watchは大変注目を集めました。また、ソフトウエアのラインアップはこれからですが、なんと言ってもwatchOSというソフトウエアでこれから多くの機能拡張が行われれると考えられる点が他のウェアラブルディバイスを引き離しています。G-shockを生んだカシオもついにSmart Outdoor Watch 「WSD-F10」を2016年に投入することを発表しました。OSはandroid wareで、Android端末やiOS端末に連携可能のようです。気圧センサーや方位磁気センサーを備えたトレッキングシーンなどを想定したディバイスです。一方、Apple Watchは多彩なアプリもさることながら、心拍をモニターセンサーを装備しており、iOSのアプリであるヘルスケア(helth care)と連動して健康管理の利用を目指しているようです。もともiPhoneは5からモーションセンサーを備えており、iPhoneの持つGPSなどと併せて活動量を計測できます。これに心拍計測を平行しておこなうことができるようになれば、活動量から負荷を計算し、その時の心拍数をモニターすることができるようになると考えられます。こうした活動量や心拍をモニターするディバイスは現在JabraやEPSONなど数多くのメーカーが発売しています。

健康維持のための活動量計測と生活活動量のロガー

現在の多くのウェアラブルディバイスはGPSや加速度センサーを内蔵した活動量計です。なかには メモリを備えており、スマートフォンにあとからデータを送ることができます。これらは2013年ごろから発売された商品群があり、Jawbone社(製造元-jawbone)のリストバンド型活動量計はアメリカでよく売れたようですが、現在では製造していません。そのほかにFitbit社(fitbit)も発売しています。さらに、ボタン一つの小さな装置が、一人暮らしの生活者の日常を見守る”Amulyte“というディバイスもあります。Amulyteは、”amulet”(お守り)に由来するようです。記事によると”セルラー無線、WiFi、GPS、加速度計、そして全体をコントロールするマイコンを搭載しており、しかも電池は一週間もつ。”ようです。お守りと言うだけあって、緊急時に信号を出すようになっています。また、2016年のAmazonで”ウェアラブルディバイス”で検索すると実に多くの活動量計がヒットします。その多くは心拍計測の機能も備えているようです。

心拍の計測と生体電気信号の取得

健康管理として一番期待されるのが心拍計測です。心拍計測の多くはApple Watchに代表されるように腕の脈を光学式でモニターします。このタイプはEPSON社のPULSENSEや、Fitbit社のCharge、や2016年に発売された,Polar社のA360などがあります。

また2020年同じWWDCでWatchOS 7でApple Watchで睡眠記録が確認できるようにななりました。でもAuto sleepで確認する方が情報が多い気がします。(2020.09.28)

Jawbone社のUP3は生体インピーダンス法で(bioinpedance:生体抵抗, 微弱な電流を流して心拍を計測,関連英文論文)、電池寿命を伸ばすことに成功しています。GPS付きハートレートセンサーHacalo!(CS010BLE)のように胸に巻いて電気信号を心筋の出す電気信号を直接計測する装置もあります。Hacalo!はボタン電池で800時間持続可能とされています。心拍数は脈拍計測と比較してほぼ正確です。
HACALO_心拍グラフ

こうしたタイプには他にPolar社の心拍センサーがありますが、Ploar社は最近光学式センサーを搭載したリストバンド型活動量計(A360)も出しています。この活動量計は、一日1時間のトレーニングを含む24時間のモニターで12日の電池寿命とされています。活動量に依存してサンプリングのタイミングを変化させているようです。
Apple Watchにも心拍を計測する機能があります。また、心電図を計測するディバイスを追加して心電図を計測するツールも販売されています。AliveCor社が販売しているApple Watch専用のバンド「Kardia Band (alivecor)」もその一つです。2017年3月にオムロンが出資し提携が報じられています(2017年3月)。(2017.12.04)
KardiBand
AppleWatachのバンド部分に取り付け、反対側の手の指で30秒ほど電極を触れると心電図を計測するようです。(https://store.alivecor.comの利用法説明画像より)

2018年8月についにApple Watch4本体での心電図の計測が可能になりました。方法はAliveCore社の心電図計測バンドと同じです。左手首にしたApple Watchのスクリューヘッド部分を右で触って計測する様子がApple社(アメリカサイト)にありました。このECG計測はアメリカの食品医薬品局FDAの認可があり、アメリカ国内ではすぐに利用できますが、日本ではまだ計測できません。Apple Watch series 4によるECG計測法

watchOS 5.1.2でApple Watch 4で心電図が表示されてるアプリケーションをサポート開始(Apple iTunestore)されました。30秒の計測で心臓が正常なパターンで鼓動しているか、心房細動の兆候がないかが判定されるようです。日本での利用開始が待ち望まれます。この昨日で安心する人や病院での検査を受け発作を未然に防げるとといいと思います。(2018.12.7)(Apple Watch4による心電図の計測(2018年9月12日))
watchOS 5.2がリリースされ心電図計測可能な地域が広がりました。(2019.3.27)

UP3やCharge2、Apple Watchの心拍測定機能は、UP3が安静時心拍と睡眠の質を重視し、Charge2は心拍数の変化から活動量計測を重視、Apple WatchはiOSとのヘルスケアやその他の関連するアプリの豊富さが特徴かもしれません。また、Charge2の防水機能はUP3より高い一方で、ベルトは少しはめにくい材質です。UP3はバッテリー寿命が特徴かもしれません。(UP3は2017年に製造中止になっています)

こうした心拍センサーはたいていiOSのヘルスブックに同期してデータを集めることができるようになっています。一方、心筋の電気信号を得るために必要な電極を装着するストレスをなくす技術として、東レが作成しNTTと共同で発表した心拍計のための電動線維hitoeがあります。これは、肌着の生地に導電線維を織り込むことで心拍電極の接触を意識させないようになります。東レとNTTは2014年1月30日、着衣するだけで心拍数や心電波形といった生体情報を取得できる高機能素材「hitoe(NTTdocomo)」(TORAYのページ)を開発し、量産化に成功したと発表したと発表しました。hitoeはPEDOT-PSS(“PEDOT-PSS“)という導電性高分子を、東レが開発した700nmという細さのナノファイバーに浸透させて作成しているようです。このため繊維は肌に密着しやすく伸縮性も生まれ、電極の位置がずれることなく信号をしっかり検出でき、銀を織り込んだ糸で配線された小型端末からBluetoothでスマートフォンに信号を送り心電図を計測することができます。NTTのページにはhitoeの紹介動画があります。
機能性線維 Hitoe

(画像参照元は現在削除されています。http://www.hitoe-toray.comを参照, https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2014/01/30_00.html)
(2014.02.02)(2014.02.08)
その他に、2016年1月にNECとグンゼが同様のコンセプトの発表を行っています(NECの報道発表, グンゼの報道発表)

最近では伸び縮みする素材でできたシール型電子タトゥー(国内のブログ,イリノイ大学の科学雑誌Scienceの投稿-英文)も報告されています。
イリノイ大学の電子タトゥー(参照元:https://news.illinois.edu/blog/view/6367/205260#image-3)

また、最近ではJabra社よりイヤフォンで心拍数をモニターするインイヤー型心拍数モニターも発売されています。また、Intel社からはスマートフォンからの給電で稼働するタイプのEarbudsと呼ばれる同様の商品が発売されています。これらは将来血圧計測にも応用可能な光学式センサーを利用して外耳道内の毛細血管から脈拍変動を計測していると考えらhれます。
2020年5月にApple社はリストバンド型の血圧計の特許を取りました(US Patent No 10,646,121 ここ(英文))。トノメトリの理論を利用することでカフを利用せずに血圧が計測できるとのことです。日本語の記事はここ(Forbes)を参照してください。

呼吸のモニタ

2016年に発売されたFitbit社のでは心拍の他に活動、睡眠を記録できます。また、リラックス機能では2分と5分の呼吸モードがあります。呼吸指導しているあいだはインジケータの山が上下します。これは、心拍変動(HRV)と呼ばれる、心臓の鼓動の時間間隔である心拍間隔の変化を表しているようです。

光の色変化解析が進めば酸素濃度変化も分かるかもしれません。この機能はGooleの研究所の画像技術者のマイケル・ルービンスタイン(Michael Rubinstein)さんが開発した技術では、画像から呼吸による皮膚の色の変化を読み出す技術などが応用されているのかもしれません。
(2017.02.05)

FitBit社が発表したCharge3・4では2波長光とSpO2センサー(relative SpO2 sensor)を備えており推定酸素変動量を確認できます。睡眠時の無呼吸症を知ることが可能です。(fitbit社解説:日本語)FitBit社 Charge3の英語ページ
血中酸素濃度の変動量(相対血中酸素飽和度)

(2018.9.17更新)
Apple Watch series 6では2波長光(赤と赤外)による血中酸素濃度SpO2計測を実装をすることが発表されました(Apple社のイベント2020.9.16)。
血中酸素濃度は赤血球中のヘモグロビンは酸素運搬の担い手ですが、酸素を結合したヘモグロビンと結合していないヘモグロビンは、波長の異なる光の吸収に差があります。この差を利用して酸素を持つヘモグロビンの血中濃度を計測する技術です。(詳細は解説PDF(JSTAGE)を参照)

睡眠深度のモニタ

睡眠は健康維持に大切なテーマです。睡眠を計測するディバイスやソフトウエアがいくつか提案されています。本来睡眠は脳波による研究でレム睡眠とノンレム睡眠などの区別が行われています(日本睡眠学会の脳波による睡眠の分類)。ただ、脳波計測は頭に電極のたくさんついたキャップをかぶります。このため日常的に睡眠を計測するには向いていません。
日本ではTANITA社が以前より睡眠中の動きを計測して睡眠を調べるディバイスを発売しています。これはセンサーを持ったマットの上に寝て、睡眠中の動きを記録するタイプです。
 近年、睡眠時の脳のリフレッシュについての報告がされています。WWDC2020では時期WatchOS7で睡眠追跡機能が追加されることが報告されました。また、OURAは睡眠解析に力をいれた指輪型のディバイスです。計測データの解析からアプリを通じて睡眠方法の提案を行うようです。OURAは体動、心拍に加えて体温の変化を計測し睡眠状態をチェックしているようです。小さな指輪で一つで良い睡眠が取れるのはありがたいですね。ただ、まだかなり高額で、アメリカでも299ドル、日本ではそれ以上の価格になっています。
oura_ring_speeptracker

(2020.08.07)


tanita_マット型睡眠計

近年心拍数の変動から睡眠状態を推定する研究が進んでいます。ウェアラブルディバイスのいくつかはそうした原理を利用していると考えられます。心拍計測機能を持ったディバイスのいくつかはアプリケーション上で睡眠状態を分析する機能を備えています。Apple WatchでもAutoSleepなどのAppsを利用して睡眠深度や時間などを記録することが可能です。(2017.11.23)
以下はAutoSleepの表示画面です。
wearable_autosleep2

(2017.11.23)
以下はUP3の解析結果です。
睡眠と安静時心拍に関して解析が行われています。睡眠に関してはレム睡眠、深い睡眠など3段階で表示され、うたた寝でも睡眠を計測できます。活動量もついていますが、主に活動していないときのモニターに利用されているようです。また安静時心拍数については、アメリカの心臓協会(AHA)の記事を参考にしてください。
* 重要: UP3用のiPhoneのAppsは2015年からアップデートが止まり、2017年に製造が中止されたようです。(2019.08.05)

UP3 biorecrding 睡眠・心拍の記録

先にあげたPolar社のA360(動きで睡眠状態を検出)や、Fitbit社のCharge(動きから睡眠率などを計測)なども睡眠解析機能があります。Charge2にも睡眠モードがありますが、UP3のように睡眠深度を計測するのではなく、睡眠時間と寝返りのタイミングのみ記録されます。

体温計測などのその他計測

体温計測は簡単なようですが、実際にはまだ製品は多くありません。特に女性の体温をモニターするディバイスがいくつか開発されています。一つは、Yono(ヨーノ)などがあります。同様な目的にRan’s Nightがあります。解説によればセンサーを衣服に挟んで利用するタイプです。
海外では酸素濃度や心拍、体温をモニターし、スマートフォンと連携してリアルタイムで乳幼児のモニターするOwlet(赤ちゃんモニター原文 )が発売されています。(2013.08.26)
wearable_owlet_img

同様な商品にMIMOなどがあります。これは体温や動きをモニターします。シーツにセンサーを仕掛けると動きを感知して睡眠状態をモニターできるようです。また、Sproutlingも同様のコンセプトです。

深部体温計測について
 深部体温を計測する方法については熱流から求める方法が検討されてきました。従来のセンサーの外側をヒーターで暖める必要のない双熱流法を北村が提案し、労働安全衛生研究所が村田製作所との共同研究で製品化を進めていると発表しています。双熱流法については柳井の修士論文(奈良先端科学技術大学院大学)に詳細の記述があります。(2019.04.16)

血圧計測

血圧計測はさらに高度な技術が必要です。現在は腕に巻くタイプが海外で発売されています。iHealth社のワイヤレス血圧計や、”H2“とされれる血圧モニターが発表されています(商品化は未確認)。Apple社はEarPods(イヤホン)で血圧を計測する特許を出しています(英文のニュース記事)。この特許によれば血圧の他、心拍数、体温、発汗なども計測可能のなようです。日本ではNTTが同様の特許を出しています。Vogelらの論文では外耳道に入れたmicro-optic remission/reflection sensor (MORES)(微小光学式の散乱/反射センサー)を利用して毛細血管の血液計測から心拍、酸素飽和度(SpO2)や呼吸を計測できるとしており、これらを応用して計測するものと考えられます。また日本においても外耳道を密閉型の圧力センサーを利用し、外耳道内の圧力変動から右心室機能計測を行う研究が報告されています。
2018年にASUSから発売予定のVivoWatch BP (HC-A04)は、光学センサーで取得する脈流波とECGから血圧を計測できるようです(英文論文)。
血圧が計測できるディバイス(ASUSのページより)

(2018.06.15)
オムロンヘルスケア(株)がウェアラブル血圧計(リストバンド型の血圧計) HeartGuide(ハートガイド)を アメリカで販売(ITmediaニュース(2019.01.11)したようです。簡単なレポート(ギズモードの記事/2019.04.05)も紹介されています。アメリカのオムロンのページで499ドルと表示されています。オムロンヘルスケアのイノベーションのページにはHeartGuide(ハートガイド)の測定原理の動画に示されています。(2019.4.15)
オムロン腕時計型血圧計heartguid

(オムロンの腕同形型血圧計/オムロンヘルスケア アメリカ法人のページより)

オムロンヘルスケアからウェアラブル血圧系がついに日本でも2019年12月3日に発売されました。少し価格は高めですがいつでも計測可能で、脈波と心電図から計算する方式とは異なる方式です。不規則脈波表示や睡眠評価が可能なようです。1回の充電でどれくらい持つのかなどの詳細は記されていません。アメリカで先行して発売され、評価についてはこの(英語)ページが参考になるかもしれません。(2019.12.09)

生体組成計測

。ボタン一つの小さな装置が、一人暮らしの生活者の日常を見守るそうです。名前は”Amulyte“で、”amulet”(お守り)に由来するようです。記事によると”セルラー無線、WiFi、GPS、加速度計、そして全体をコントロールするマイコンを搭載しており、しかも電池は一週間もつ。”ようで、見張り番としてはコンパクトで役に立ちそうです。
(2013.08.18)

こうしたライフロガー(生態記録)に欠かせないのが電源ですね。CPUもどんどん低消費電力化してきているので生体で発電するか非常に効率よいもしくは安全な物質を用いた燃料電池が望まれるところです。

iPhone5sの新しい省電力機能
iPhone5sは発売されてから何かと話題になっています。gold色は特に人気でソフトバンクでは28日待ちだそうです(2013.10.23現在)。そのiphone5sに搭載されているM7コプロセッサというチップは動きの感知に特化した機能を持っていて、ライフレコーディングに利用できるようです。このプロセッサーの優れたところは利用していない時間は機能オフにする省電力機能です。このM7を用いたモーションレコーディングアプリが紹介されています。”setting”→”Motion Activity with M7″をonにするだけで記録を続けるようです。この機能をサポートするアプリがでています。(2013.10.23)

NTTでもウェアラブル電極を作っていたのですね。NTT物性科学基礎研究所では肌着の繊維に導電高分子を混ぜて作ったTシャツを着た職員が、シャツの導電体繊維でとった心電図をスマフォで見せてくれるようです。2014年に実用化されるようです。心臓が気になる人にはいいですね。
(2013.1122)

なんでも計測するターミナルがあれば生活状態をモニターできるかもしれません。そんな予感のするQuirkyとGE共同開発のスマートホーム商品はマートディバイスを共同開発しました。spotterは温度などの環境計測の多目的ディバイスです。
多目的環境センサーディバイス

また卵計測ケースは、残り少なくなったらメールで知らせるそうです。その他3品。これからも期待できそうです。

(2013.11.30)

導電ペイントは以前からありました。こんな商品はありませんでした。導電インクを利用したペンです。まだ企画段階のようです。でも何に使うのかはよくわかりませんが、ウェアラブルコンピュータには欠かせませんね。

Bluethooth SIGよりBluethooth 4.1が発表されました。Bluethooth smart技術が新しくなったようです(原文)。特にウェアラブルディバイスへ応用に対する機能拡張に重点が置かれているようです。Bruethooth機器ハブとして機器を利用できることで心電図などの計測も利用しやすくなるようです。
(2013.12.13)

測定機能付きコンタクトレンズの開発が発表されました。1月16日(米国時間)にGoogle Xが発表したコンタクトレンズは、装着者の涙から自動的に血糖値を測定し、血糖値が上下した場合は警告を出すことができる、スマートコンタクトレンズを開発することを目指し、すでに必要な医学的研究を行ってきたとのことです。

smart contact lens

(画像参照元 http://googleblog.blogspot.jp/2014/01/introducing-our-smart-contact-lens.html)
(2014.01.25)

Apple Watchで血糖連続計測
Dexcom社は微小なセンサーを皮膚に差し込み持続的に血糖値を計測するディバイス(CGM:Continuous Glucose Monitor)を開発しています。同社はこれまでにDexcom SEVEN® Plusという製品を発表し、微小センサーを皮下に留置し細胞間質液のglucose量を計測する方法を提案してきました。同社のG5という製品は小型で7日間駆動し情報をApple WatchやiPhoneに送信可能で、Apple Watchの付属装置として利用できるようです。しかし、AppleのCEOであるTim Cookは、2017年2月にグラスゴー大学で講演した際に血糖値を計測するディバイスを試していたと話しています。このディバイスはApple社制のプロットタイプ(英文記事)で非侵襲(光学的に計測(英文))で計測できるディバイスでDextor社のもとのと異なると報道されています。(和文記事)(2017.5.20)
血糖値を光学的に計測する方法については幾つかの開発がありますが、ラマン散乱などを使う方法(PDF)が提案されています。(2018.1.26)

IntelはInternet Of Things(IoT)を今後発展するとして新しいIoT部門を設立するとのことです。これと連動する製品として、IntelはCESでSDカードに低消費電力型チップのQuark Processorを組み込んだEdison発表しました。ブースでは子供服に温度センサーを組み込んで、Edisonがウェアラブルディバイスとして利用できることを示したようです。(2014.01.26)

汗から体組成を分析するウェアラブルディバイス
UCバークレー校がリストバンド型汗センサーを発表した。このリストバンド型の汗分析センサーは乳酸やグルコース、ナトリウム、カリウムを計測することができます。ウェアラブルディバイスなのでリアルタイムな計測が期待できます。(Wei Gao, et al.,Nature 529, 509–514 (28 January 2016) 画像は論文より引用)
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(2017.06.25)

スマートウォッチ比較

 スマートウォッチは、Apple社のApple watchシリーズ、Fitbit社、Garmin社などが次々と新機種を市場投入しています。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大もあり、健康への関心が一段と高まったのも一つの理由かもしれません。特に呼吸機能評価に繋がるSpO2計測が投入され、ビッグデータとなってAI解析により新しい動きが出るかもしれません。AppleとGoogleは感染確認アプリで協働しているので今後の展開が気になります。
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(2020.10.08)

エプソンがARメガネを発表>/strong>
エプソンが発表したMOVERIO BT-200AV」「BT-200」メガネ型のヘッドセットとコントローラーからなり、映像はシースルーで、映像を見ながら周囲の状況も確認できる。シースルー画面とセンサーを利用して、現実の風景に情報を重ねるAR(拡張現実)を実現するという。(2014.01.31)

NTTは2013年に低消費電力(nW)のセンサーを発表

NTTは5mm四方の加速度センサーの情報を無線で送信でき、太陽光発電で駆動するnWディバイスを2012年発表しています。こうした低消費電力ディバイスがこれからのウェラブルディバイスのキーになると考えられます。このディバイスの低消費電力技術は必要なときだけ電源をONにする点のようです。こうした低電力デバイスの研究のため、超低電圧デバイス技術研究組合がありようです。
小型無線通信回路

(画像配信元 http://www.ntt.co.jp/milab/project/pr19_ultraSmall.html)
(2014.02.08)

2014はウェアラブルディバイスの開発競争の年だった
2014年には撮影機能を持つメガネから電話を受ける腕時計などテクノロジ業界で過去最大規模の競争が進んでいました。Accentureによれば、NikeやFitbitなどのフィットネスバンドがウェアラブルデバイスの売り上げの約90%を占めていが、ソニーやPebbleなども、通知機能や写真撮影、アプリへのアクセスといった機能を充実させたデバイスを開発していました。血糖値や血液型など新しいセンサーとその組み合わと着心地やデザイン性が重要ですね。東レなどとの繊維素材メーカーの強い日本も頑張れるといいと思います。
また、セキュリティーは別に考えるとして各ディバスは直接クラウドに繋がるようになるのではないでしょうか。セキュリティは将来的にも懸念材料です。(2014.02.17)

ウェアラブルディバイスは花盛り
iWatchに触発されたか相次いでリストバンドが発表されています。ソニーも遅れを取らないようにと多機能なリストバンド”SmartBand”を発表しました。活動計と表現されているところがさすがソニーですね。
sony smart band

(画像配信元 http://www.sonymobile.co.jp/product/smartwear/swr10/)

三城もARメガネの開発か
三城ホールディングス出資す企業と、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)、株式会社 間チルダの共同開発”FUN’IKI (雰囲気)メガネ”は、スマホからのちょっとした通知を光や音で教えてくれるとてもスマートでイイ雰囲気のウェアラブルメガネのようです。必要な情報をメガネ内蔵のLEDライトや小型スピーカーで伝えるようで、スマフォの付属品として便利ですね。カメラ機能などはありませんがその分デザインスッキリしているようです。
Fun'iki メガネ(2014)

(画像配信元 http://fun-iki.com/)

ライフログ用のウェアラブルカメラ”Narrative Clip“は30秒毎に写真を撮ってくれるようです。3.5cm角で16g、バッテリーは24ー30時間(ちょっと短い)。
Narrative_camera

(画像配信元 http://getnarrative.com/)
(2014.02.27)

Appleがスマホを緊急監視に利用か
Apple社は、スマートフォンに緊急事態を検知させ、警察や任意の電話番号に自動で連絡させたり、アラームを鳴らさせたりといった一連の手法が書かれた特許を申請したようです。加速度センサーが一定以上の加速度を検知したり、大声を検知した場合のモードの他に、「フェールセーフモード」が用意されていて、一定時間(たとえば30分間)ユーザーがスマートフォンを操作しないと緊急事態とみなされるようです。(2014.03.23)

今年(2014)はウェアラブル元年と呼ばれていますがこれからこの分野が成長するには3つの要素が必要のようです。1つはどこからでもネットに接続できること。2つ目は、クラウドに送ったデータをクラウド上のコンピュータ処理する仮想化技術の進展。3つ目は、集めた大量なデータの解析をクラウドで行うこと。後はそのフィードバック。個人の心拍データをクラウドに上げ、個人ごとの解析を行い変化からアラートを出すことはすぐにできそうです。しかしそのアラートは、現在の心拍データはたまたま捉えた変化の一端から予想しています。もし大量の心拍の連続データと合わせてその時の体の状態情報を合わせて集めることができれば、より正しい変化予想を出すことができるようになるはです。(2014.04.11)

Googleグラスがパーキンソン病患者をサポート
イギリスのニューカッスル大学の研究によると、グーグルグラスの拡張現実はパーキンソン病の「フリーズ」を助けるとレポートしています。
パーキンソン患者が足がすくんで歩けなくなった時、先を照らすレーザーポインターの明かりを見るとまっすぐ歩けるようになることがありますが、Googleグラスでも同様の機能を持たせることができるはずだとして研究が進めらええています。
(2014.04.26)

スイスの時計メーカはちゃんとしたウェアラブルWatch「Activité」を発表しました。文字盤はアナログ。しかし、加速度計を備えで、歩数や睡眠時間をトラックし、設定で消費カロリーを計算などをアプリ上で管理できる。
(2014.07.05)

Ritotは手の甲にプロジェクションマッピング
Ritotは腕輪型のマイクロプロジェクターで、手の甲に時刻表示ができます。充電も誘導です。振動モードもあり、作業中の確認になどによいかもしれません。このコーナーでのウェアラブルディバイスとはちょっと違いますが。右手左手を選択できます。一度の充電で節約モードで1月稼働(もしくは150時間)。少し厚みが気になるかな?(原文)(2014.07.22)

赤ちゃんリンガルができるかも
赤ちゃんの口の動きをセンシングして、赤ちゃんの気持ちや状態をチェックできそうなディバイス「おしゃぶりセンサ」が、2014年12月14日、秋葉原の富士ソフトアキバプラザにて行われたGUGEN2014展示会・授賞式で大賞を受けました。感知方法は、口に含む部分に綿を仕込み、赤外線反射センサーで反射する量から距離・圧力を計測するというもののようです。実用化が期待されますね。(2014.12.31)

心拍・睡眠を計測できるUP3(現在製造中止しています。)
UP3の特徴は心拍を光学式で計測するのではなく電気式で計測する点です。このため1週間の電池寿命(充電1回/週)があります。特に睡眠と安静時心拍に関して解析が行われています。睡眠にかんしてはレム睡眠、深い睡眠など3段階で表示され、うたた寝でも睡眠を計測できます。活動量もついていますが、主に活動していないときのモニターに利用されています。また安静時心拍数については、アメリカの心臓協会(AHA)の記事を参考にしてください。AHAの公式日本サイトもあります。
UP3 biorecrding 睡眠・心拍の記録

(2015.11.30)