実験研究法
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表計算ソフトの基礎
表計算ソフトとしてはMicrosoft Excelが普及している。Excelについては多くの書籍が発刊され、多くの機能がHome Pageで紹介されているので詳細はそれらを参考にしてください。
ここでは以下の項目について習得してください。パソコンが苦手である、ソフトが上手く起動できない、その他どうしてよいかわからない場合は是非フォーラムに書き込んでいただくか、梅田までメール(ume@meiji-u.ac.jp)で連絡してください。
また、ここで学習することの多くは以下のリンクなど大学のwebページにLibreOfficeの表計算ソフトを利用した例が記述してあるので参考にしてください。Excelについてはweb上にたくさんの例が紹介されていますので参考にしてください
表計算ソフトのいろは (http://www.meiji-u.ac.jp/md-medinfo/spreadsheet0)
Microsoft Excelをお持ちでなければLibreOffice(無料)をインストールしていただきたい。LibreOfficeもバージョンによって少しずつコマンドが異なります。
統計に必要な表計算ソフトの基礎
1. データの収集と集計表
2. 平均値と標準偏差を用いたグラフの作成
3. その他グラフ折れ線グラフ、散布図
1. データの収集と表計算
表計算ソフトで新しいシートを開いて以下のデータを表に入力してください。 表データ:新しい糖尿病治療薬による血糖値の上昇の変化を調べた。健常成人20人を2つのグループに分け、グループAにはプラセボ薬(薬効のない治療薬と同じ形状の錠剤)を、グループBには治療薬を投与した。投与前と投与後に血液を採取し、血糖値を計測した(mg/dl)。
グループA : 投与前
A1: 4.2, A2: 5.4, A3: 3.4, A4 3.8, A5: 4.1, A6: 5.6, A7:4.8, A8: 4.2, A9:5.9, A10:4.6
グループA: 投与後
A1: 3.9, A2 5.7, A3: 3.2, A4 4.2, A5: 4.1, A6: 5.2, A7 4.4, A8: 4.0, A9: 5.5, A10: 3.8
グループB: 投与前
B1: 3.5, B2:3.4, B3: 5.2, B4: 5.3, B5: 4.3, B6: 4.8, B7: 3.9, B8: 4.2, B9: 5.2, B10: 4.8
グループB: 投与後
B1: 3.4, B2: 3.1, B3: 4.9, B4: 5.0, B5: 4.4, B6: 3.5, B7: 3.1, B8: 3.7, B9: 4.3, B10: 4.0
グルコースの血中濃度の変化
2. 平均値と標準偏差を用いたグラフの作成
次のリンクを参照して2つのグループの血糖値の上昇を比較する棒グラフを作成してください。タイトルとY軸の説明を入れてください。標準偏差をY誤差範囲として表しなさい。
*ヒント:Aの低下血中濃度、Bの低下血中濃度を並べて表を作り直し、平均値と標準偏差を求めます。Y誤差範囲は利用するExcelのバージョンによって方法が異なります。webで”excel Y誤差範囲 方法”などで検索してみてください。
以下の様にグラフが仕上がればOKです。
グルコースの血中濃度の変化
3. その他のグラフ
その他のグラフにつてはグラフの種類を変えて見ましょう。 作成したexcelの表にシートを追加し、先ほどのグルコースの変化の表をコピーします。コピーは表をマウスポインタで塗って編集→”コピー”を行い、下のタブでシート2をクリックして左上端にカーソルを合わせて編集→”ペースト”します。
ペーストした表を用いて以下のグラフを作成してください。
1) Aグループの1番から10番までの変化量の棒グラフ
2) Aグループの1番から10番までの変化量の折れ線グラフ
最終更新日時: 2016年 09月 20日(火曜日) 22:28
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