Eメールについて一般的な使い方について説明します。
1. Eメールの一般的Tips
3. 一般的なEメールの設定(MacのMail(アプリケーション)を例に)
5. webメール取得と設定について(作成中)
Gmailの利用についてはGmailとG-suiteサービスの説明を参照してください。
1. Eメールの一般的Tips
Eメールはインターネットの最も利用されるサービスの一つです。元来、Eメールはご自分が利用しているコンピュータ(PC)とその他の人が利用しているコンピュータ(PC)の間で文章データ(テキストデータ)をやり取りするために作られたアプリケーションです。文章データはPCからサーバに送られサーバ間でやり取りされ、離れたPCに届きます(図参照)。
最近では画像やその他多くのファイルが添付できるようになりましたが、あくまで文章が中心で、画像などは付加サービスです。この点で以下のような点に注意が必要です。
1) 10Mbyteを超えるデータの添付は相手に届かない(多くのメールサーバが受け付けない)。
2) 各メールサーバは管理者がいてデータを管理している(→管理者はデータを除くことが可能)
3) Eメールサービスは第三者が開示する可能性があるので個人に関わる情報などを送ることは控える。どうしても送る場合は暗号化やパスワード付き文書で送ることが必要
4) Eメールはリアルタイムで送信されるものではない(遅延がある)
5) Eメールは届かないこともある(時間が経っても返信が来なければ電話で確認が必要)
6) 宛先を間違って送ったメールは消すことができない(特に宛先は気お付けましょう)
7) メーリングリストは注意して利用する(意図しない人に送ってしまわないようにする)
8) 送り先の人に知らせたくないアドレスはBCCを利用する((2)を参照)
以上のような注意点がありますが、Eメールは社会では広く利用されていますのでぜひ正しく使い学業の向上に利用してください。
2. 一般的なメールの設定項目
1)一般的なメールアカウントの追加には以下のような設定項目があります。受信用サーバと送信用サーバが異なる場合は別の設定が必要です。
2) 新規メール画面とToとCC, BCCの利用
新規のメールを作成するときにはTo(宛先)、件名(メールの用件)を記述し、本文に宛先、用件(簡潔に)、署名(もしくは自分の所属・氏名)を入れることが必要です。また、別の人にもメールの内容を知らせたい場合はCC(カーボンコピー)にその人のアドレスを記入し、そのアドレスを明らかにしたくない場合はBCC(ブラックカーボンコピー)に記します。BCCに自分のアドレスを入れておくと、送信メールを自分の受信として確認することができます。
3) 添付ファイルのフォーマット:メールには10Mbyte以下のファイルを付けて送信することが可能です。ファイルの転送が楽なのでよく利用されます。ただし、メールは第3者が開くこともあるので、第3者に見せたくない書類は添付しないで他の方法で送りか、pdfなどはパスワードを設定しておきます。
4) 署名(自分の宛名)の利用:メール本文の最後に自分の所属や氏名を書きます。この自分の署名を定式化して送ることができます。mail.appでは以下のような設定が可能です。
5) 分類ルール:メールは用件によって分けておくと便利です。このためにはまずはメールボックスを作ります。メニュー/メールボックス/新規メールボックス、もしくは、メールのwindowの左下のプラスをクリックして新しいメールボックス(“大学のメール”など)を作成します。次にメール/設定/ルールで”ルールを追加”をクリックし、条件を入力し、下図のようにフォルダを指定します。
3. 一般的なEメールの設定(MacのMail(アプリケーション)を例に)
一 般的なEメールの設定には以下の項目が必要です。設定前に情報を確認しておきます。
・メールアドレス
・パスワード
・メールサーバ名(imap.gmail.comなど)
・送信サーバ名(smtp.gmail.comなど)j
Mail.appの設定例を示します。まずはアプリケーションからMailを選択しクリックします。
メールアカウントの入力(メール設定の開始)
初めてメールアドレスを設定する場合、まず名前とアカウント, パスワードを入力します。
アカウントにはメールのアドレスの@より前の部分を指定するのが通常です。しかし、Gmailのアカウントを大学などのアドレスに読み替えたサービスがあります(独自ドメインのGmailのサービス)が、このときにはメールアカウントとしてメールアドレスを利用します(アカウント+@+アドレス名など)。
*独自ドメインのGmailの場合はwebでGmailをログインする場合、以下のようなアドレスを入力をするとログインウインドが表示されるものです。
https://www.google.com/a/cpanel/(独自ドメイン:大学のアドレスなど)
メール受信サーバの入力
アカウントの種類はPOPサーバとIMAPサーバがありますが、IMAPサーバを選択します(IMAPの方がセキュリティーが高いのでGmailの設定でIMAPサーバを有効にしておくことが必要です)。続いて、このアカウントの説明、受信サーバ(imap.gmail.com)、ユーザ名(送信相手に表示される)、パスワードを記述します。(1で説明した設定/アカウント/追加で追加も可能です。)
メール送信サーバの入力
次に”つづける”をクリックしてsmtp(送信サーバ)に進みます。この説明はメールの送受信には表示されません。説明のところには大学のgmailサーバなどを入れておいてください。(受信サーバの設定でアカウント(読み替えたgmailではメールアドレス)とパスワードがただしければ認証を使用にチェックが入っており入力がすでにされていることがあります。
メール設定の概要確認
以下のような画面がでます。SSLにチェックが入っていると通信が暗号化されています。(標準では望ましい)
メールリストの表示ウインドの利用
アカウントの設定が成功すると以下のようなメールリストのウインドが開かれます。
利用法については項目2も参考にしてください。
4. スマートフォンにおけるEメールの設定
従来の携帯についてはGmailなどから転送することが可能です。webメールの取得と設定を参考にして下さい。一方、スマートフォンは通常のコンピュータと同様にEメールを設定し、受信することが可能です。ここでも大学のメールアドレスがgmailを読み替えている場合は、アカウントとしてメールアドレス(通常のアカウント(ユーザ名)+@+サーバ名)を入力してください。
設定方法は(A)iPhone(iOS)と(B)Androidで異なります。
アンドロイド(android)の最新の設定についてはgoogleのアンドロイドgmail設定の解説サイトも参考にしてください。
詳細は各自インターネットを利用して調べてみてください。検索キーワードに機種、OSのバージョン(iOS7.1やandoroid 2.3など)、Gmailの設定”などを指定するとよいです。以下の情報は2013年4月の調査に基づいて記述してあります。
また、設定が上手くできたかの確認は、新規メールを作成し、送信宛先として自分のアドレス(例えば大学の自分のアドレス)を入力します。タイトルは”test”、本文は”test from me”などで送信してみてください。受信できれば設定はOKです。
A) iPhoneは設定/メール/アカウントの追加でgmailを選択します。2と同様にアカウントの情報を入力すると設定は完了します。
B) Androidでは、バージョンやベンダー(docomo, au, softbankなど)でも若干異なります。
B-a)Gmailのアイコンがある場合
1) そのアイコンをクリックしてアプリケーションを起動します。
2) 下にある”アカウントの追加”をタップしログインします。
3) メールアカウントを入力し、続いてパスワードを入力し、下の”ログイン”をタップします。
4) “完了”をタップします。
B-b) Gmailが既にアカウントが設定されている場合はカウントを追加して新しいアカウントを追加することができます。
1) 受信トレイの画面で下に設定を表示させ、”アカウント”をタップします。
2)”アカウントの追加”をタップします。
3)googleをタップします。
4)アカウントの追加の説明の下の”次へ”をクリックします。
5) 既にアカウントが発行されていれば、”ログイン”をタップします。アカウント名、パスワードを入力し、下の”ログイン”をタップします。
6)”完了”をタップします。7)”セットアップを完了”をタップします。
B-c) Androidで”E-メール”アプリでGmailを設定する場合は次のようにします。
1)アプリを起動
2)画面下にある”手動でセットアップ”をタップ
3)アメールアドレスとパスワードを入力
4)”IMAP”をタップ
5)ユーザー名(メールアドレスなど)、パスワード、POPサーバ(imap.gmail.comなどの受信サーバ0名)、ポート(993など)、セキュリティーはSSLを設定、サーバーからの削除はしない、次へをタップ
*ポートは特にしない方よいことが多い
6)送信サーバーを入力(smtp.gmail.xom)、ポートを入力(465)、SSL、ログインにチェックを入れる、アカウント(メールアドレス)、パスワードを入力、次へをタップ、
7)アカウントの名前(大学のメールなど)、名前に自分の氏名を入力(送信相手に明示されます)を入力し、完了をタップ。
エラーがでなければ、受信ボックスを開いて受信済みのメールを確認します。なければ、自分にメールを送って受信できるかをチェックします。送信チェックにもなります。
*メールのアドレス候補の削除
Mailはアドレスを自動的に記憶し、次回のアドレスの入力時に推奨アドレスを表示します。しかし、間違ってアドレスを入れてしまうこともあり、利用頻度の低いあどれすは候補から削除しておくことが必要です。
このためには、Mailのメニューのウインド→宛先の履歴を表示させ、候補アドレスを入力し、”リストから取り除く”をクリックします。
5. webメールの取得について
webメールの代表はGmailです。Gmailのアカウントの取得の手順を以下に紹介します。以下に設定する情報を画面上のメモアプリなどで表示させておきコピーペーストしておくと入力間違いがありません。(2014.04.01現在)
1) Gmailではwebで検索して表示される画面の中央に”アカウントを作成”がありますのでクリック
2) 名前、ユーザー名*、誕生日、携帯電話*、現在のメールアドレス* 、画像表示文字の入力、同意にチェック
*ユーザー名: 名前と数字の組み合わせもしくは性名をドット(.)で区切って利用)、パスワードは数字のテキスト(できれば大文字小文字を組み合わせる)を利用し、さらに#や$などを組ああ競るとよい
*携帯電話:本人の確認のため
*現在のメールアドレス:PCで利用しているような他のアドレス。作成したメールアカウントにアクセスできなくなった場合に必要。携帯のメールアドレスでもよいが、重要なので携帯のアドレスを変更した場合はかならずgmialの設定から変更しておくこと。
3) 次のステップ。画像を追加(必須ではありません)
4) アドレスの確認
補足:
gmailを他のメールへの転送設定(携帯などへ)する場合
1) gmailを開く
2) 右端の歯車をクリックし、プルダウンメニューから”設定”をクリック
3) 上に並んだメニューから”メールの転送とPOP/IMAP”をクリック
4) 転送先アドレスを追加 (携帯のアドレスなどを入力)
5) 右下の”設定を保存”をクリック
gmailのアカウントで他のメールアカウントを確認する場合
1) gmailを開く
2) 右端の歯車をクリックし、プルダウンメニューから”設定”をクリック
3) 上に並んだメニューから”アカウントとインポート”をクリック
4) “自分のPOP3アカウントを追加”をクリック
5) メールアカウントの入力
6) ユーザー名、パスワードを入力(受信したメッセージをサイバーに残すと可能ならSSL利用にチェックを入れる)
7) アカウントを追加