文章フォーマットの詳細       戻る

この例文(40行40字)をダウンロード(document_example)して変更してみましょう。word形式での保存については情報リテラシーのいろはのページの7項を参考にして下さい。

1. 環境設定:ツールバーの書式設定
2. 文章中の行数・文字数の変更
3. 文章の頭にスペースを挿入(インデント処理)
4. 上付き・下付き文字
5. 文書中への表の挿入
6. 画像の挿入のコツ
7. ページ番号の付与
8. 改ページの挿入
9. 検索と置換

1. 環境設定:ツールバーの書式設定
microsoft word 13.6では環境設定はツールバーをクリックすることで表示・非表示が切り替えられます。

word 編集メニューの表示非表示

ホームメニューはフォント(文字)などのデザインを変更することができます。
ホームメニューの説明

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Libre_officeでは以下のように環境を設定します。

ツールバー

2. まずはタイトルを中央にします。タイトル文をマウスで選択し、ツールの矢印のコマンドをクリックします。さらに、フォントサイズを調整し、大きさを修正します。ファオン*との種類を変更する場合は、画面上で”ヒラギノ明朝 ProN W3″と表示されているところを他のフォント種類に変更します。

* フォントについて:コンピュータの文字つまり字体はポストスクリプト(PostScript)という関数で記述されています。関数とは放物線をy=x2と表記されるようなものです。この関数の種類(曲線の種類)がフォントと呼ばれるものです。フォントを変更すると字体が変わります。つまりフォントの種類と太さ、大きさを定義することが必要で、これらがセットで表示されています。ポストスクリプトを利用すると印刷する文字も滑らかです。Macでは古くから採用されていました。

タイトルの位置とサイズの修正

フォーマットの結果

2. 文章中の行数・文字数の変更

文章中の文字数は書式のページから変更することができます(Microsoft officeでは書式のページ設定で行います)。ページウインドウで行数と文字数を増やし40字40行などに設定する場合、まず、余白を標準の35mmから20mmなどの小さな値にします。その後設定画面左の文字の最大サイズを小さく(8など)にし、ページ行数40行と変更します。適用(A)をクリックし、OKします。再度ページウインドを開いて指定した行数が40になっていることを確認し、文字数を40字とし、OKをクリックします。
wordの場合
文字数を設定するために、メニューの形式/文章のレイアウトコマンドをクリックします。
文章のレイアウト

文字数の設定で、39字までと制限がある場合、以下の余白の数字を小さくすることで指定文字数制限を増やすことができます。
余白の変更

開いたウインドの 「文字数と行数」をクリックし、「文字数と行数を指定する」をクリック、文字数と行数の数値を指定します。文字数を指定する枠の上に「1-44」と入力可能な文字数が表示されています。この文字数を増やすには次の余白を少なくします。
文字数、行数の設定

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[LibreOfficeの場合]

文字数の指定

Libre officeでの書類の文字数指定(例40×40字)

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3. 文章の段落の前にスペースを挿入(インデント処理:段落をずらす)

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文章の最初にスペースをとりますが、これをインデント機能で行うとよいでしょう。
wordの場合
 ずらす文章をマウスで塗って選択します。次にフォーマットの段落をクリックして段落ウインドを開き、インデントと行間隔のウインドで、インデントの左に数字を入力します。入力した数字の文字数だけ左にインデント(ずれる)ます。
インデント処理
 ルーラーが表示されている場合は、ルーラーを利用します。表示されていない場合は、表示→ルーラーとしてルーラーを表示します。再度行うとルーラーの表示は消えます。
インデント機能は下矢印の三角印の下にある□をマウスで掴みスライドさせます。

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[LibreOfficeの場合]
インデントの利用

4. 上付き・下付き文字

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wordの場合
下付き・上付きに変更したい文字をマウスを塗って反転させ、ホームメーニューのフォントの設定のところのコマンドを利用して文字を下付き・上付きに変更します。
下付き・上付き文字

文献番号のように「(1)」を上付き文字にする例を次に示します。
上付き文字の実行例

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[LibreOfficeの場合]
 論文の引用などで(1)を上付きにすることがあります。これはMacでは、上付きにする文字をマウスで塗り、右クリックで現れた以下のウインドで上付きを選びます。下付き文字も同様に変更することができます。

上付き文字

上付き文字の方法

 他の方法としてはオブジェクトコマンドを利用します。挿入からオブジェクト→数式を選択し、テキスト編集を選択、下のエディター枠の書式を編集します。上付きは”^”という記号が利用されます。

オブジェクトを利用した上付き

オブジェクトを利用した上付き

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6.文章中への表の挿入

wordの場合
1) メニューバーの挿入から表作成を選択しクリックする。表の挿入ウインドが開くので表の列と行の数を指定する。
wordにおける表の挿入

2) 表が現れたら表を掴むポインターで表の位置を変更、し、左下の小さな□でサイズを調整する。
表の位置とサイズの調整

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LibreOfficceの場合
 文章中への表の挿入はトップメニューメニューから表/挿入/表を選択し、列(横の枠の数)と行(縦の枠の数)を決め、挿入をします。
LibreOfficeによる表の挿入

6. 画像の挿入のコツ

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 文章中に画像を挿入するには、図をドラック&ドロップで文章中に挿入します。もしくは、トップメニューの挿入から写真/図をファイルから挿入と選択します。ファインダーウィンドが開きますので、挿入する画像を選択します。(2019.04.26)
以前のバージョンなどでは画像を挿入するとレイアウトが壊れてしまうことがあります。これは表などでも同じです。一般に画像や表をレイアウトしたファイルをほかのPCで開くとレイアウトが崩れてしまうことがあり、文章の下に図表をまとめたレイアウトをお勧めします。
これを防ぐためには、テキスト枠をまず書いて、そこに画像をはめ込みます。

wordの場合

テキストボックスを入れるには、トップメニューの挿入から、テキストボックスをクリックするか(方法1)、挿入タブ→テキストボックス→横書きテキストボックスを選択する方法です(方法2)。
メニュー挿入からテキストボックスを入れる

挿入タブからテキストボックスを入れる

次に、テキストボックスのなかをクリックし、画像を挿入します。画像は写真ブラウザか画像ファイルから選択します。
画像の挿入

テキストボックスのサイズを調整したのちにテキストボックスの中をクリック(①)、図のように挿入タグ→写真→写真ブラウザーと選択し、画像を挿入します。

画像の挿入語の画面

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LibreOfficceの場合
トップメニューの挿入/枠を選択します。
LibreOffice_枠の挿入

文字を記述する枠と画像、表を挿入する枠を並べるなどすると、文章のレイアウトが楽になります。
LibreOffice_枠の挿入の例題

7.ページ番号の付与

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wordの場合
 ページ番号をページの下に付けるには以下のような手順で行います。
wordページ番号の付与

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LibreOfficceの場合
 1. 挿入→フッター→標準 としてフッター(裾欄)を挿入する
 2. 挿入→フィールド→ページ番号 とます。
 3. ページ番号を中央にはいつするために、ツールバーの位置合わせを中央を選択します。
ページ番号の中央は位置

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8. 改ページの挿入

 参考文献の入力など改ページを挿入して入力をすることで入力を整理することができます。
 改ページは、改ページしたい行の前にカーソルを合わせます。
 次に、メニューから挿入→任意区切りをクリックし、改ページをクリック、OKをクリックします。
改行の挿入

改行の挿入2

9. 検索と置換

wordでも検索と置換により、文章全体を調べて特定の単語の修正が可能です。
編集→検索→置換をクリックします。
検索窓に「検索する用語」を、置換窓に「置換される用語」を入力し、OKをクリックします。

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