iMacの使い方の基本

情報リテラシーへ戻る

1) 電源のONとOFF、背面の接続端子
2) ブラウン管の輝度とスピーカー音量の調整
3) 日本語、英語の切り替えと入力
4) 主な環境設定 (Dock, desktop, キーボードとマウス, ショートカットキー, アカウント)
5) Macの標準階層(フォルダの整理)
6) アプリの起動と終了
7) MacとWindowsとの違い
8) Macに関する本が図書館で閲覧できます

2021年に入学された学生のMacはすでにM1というAppleが設計したCPUを搭載したMacbookAirが標準になってきました。Windowsも2021年10月25日にwindow11と新しくなり、10月26日からMicrosoftのsurfaceシリーズはwindows11が搭載されています。iMacもM1を搭載した24インチディスプレーが発売されましたが、MacbookAirのコストパフォーマンスはとてもよいと感じます。
今年もまたAppleの学生向けキャンペーンが始まりました。2023年2月2日からスタート。4月10日までの学生・教育関係者向けキャンペーンでは24,000円分のApple Gift Card がもらえます。このギフトカードはアップルストアでのiPhoneやソフトの購入に利用できるようです。2023年に大学入学を予定されている高校生もキャンペーン対象者です!

Macbookairは10万を超えると思っていたのに実質10万円を切りますね。iPhoneがあれば、データやり取りはAirdropで簡単!、デザリングも楽、iPhoneをwebカメラにもできる!もちろんCUPはAppleシリコンM1でバッテリーも長持ちで画像もきれい!音もいい!(個人の感想です。)キャンペーン規約も参考に。

MicrosoftもWindows surfaceの学割キャンペーンをやっています。(学生割引キャンペーン対象PC。)
(2023.2.3更新)

また、iPadはさらにMacに近づいています。2021年9月に発表されたiPad miniや、2020年9月に発表されたiPad AirはiPad ProやMacbookProと同じタイプCUSBコネクタが採用されました。このため外部装置など付属装置の接続にさらに便利になっています(ただし、thenderboltではないのもある)。Apple社のクラウドサービスiCloudを通して、メモ、カレンダー、リマインダーなどをiPhone/iPad/Macコンピュータで共有できるだけで無く、AirDropを使って直接データのやりとりができます(AirDropの説明ページへ)。レポートや授業のまとめにメモを利用すると、MacとiPhoneでシームレスに文書を仕上げることができます。iPhoneでSiriでメモした文章の続きを、ノートを開いてほぼリアルタムで続きをタイプすることが可能です。もちろんMacで電話を受けることも、iMessageを返すこともできとても便利です。(2020.10.18)

1) 電源のONとOFF、背面の接続端子

iMacの電源を入れるボタンは背面の左下端にある丸いボタンです(左上にあった時期もある)。
押すと音がでて起動が始まります。
iMacの電源を落とすには左上端の黒のリンゴマークにマウスカーソルを合わせ、左クリックでプルダウンメニューからシステム終了をクリックします。
system_shutdown_command

2) 画面の輝度とスピーカー音量の調整

トップへ
iMacに付属するキーボードあるいはMac用のキーボードを利用している場合は、キーボードの一番上の行のF1で暗くF2で明るくすることができます。初期では一番明るくなっていますので少し輝度を調節して目に優しい輝度を使ってください。
音量はキーボードのF11で小さくF12で大きくします。もしくは画面の右上のスピーカーマークのマウスポインターをあわせて左クリックでスピーカーやイヤホンの音量を調節できます。
別の方法としては左上端の黒リンゴから左マウスポインターをプルダウンメニューからシステム環境設定を選択します。そしてディスプレーをクリックして輝度を、サウンドをクリックして音量を変更します。

3) 日本語、英語の切り替えと入力

日本語と英語の切り替えはMacではキーボードスペースバーの左右の”英数”キーもしくは、”かな”キーを押して入力を開始します。また変換はスペースバーを押します。
また右上端の”あ”や”A”と書かれた部分を左クリックしてプルダウンメニューで選択することも可能です。またプルダウンメニューの”言語とテキスト”をクリックするとシステム環境設定の言語メニューが起動し、他言語などの広い設定が可能になります。

4) 主な環境設定 (Dock, desktop, キーボードとマウス, ショートカットキー, アカウント)

トップへ
システム環境設定を起動すると操作環境をカスタマイズをすることができます。
システム環境設定

a) Dock: 初期では下に登録したアプリケーションやフォルダが現れますが、右端などに表示させたり、大きさを小さくすることができます。
b) desktop:標準の写真だけでなく他の写真や画像をdesktopに利用することができます。
c) キーボードとマウス:タッチスピードやマウスの移動速度が変更可能です
d) ショーットカットキー:ショートカットキーを利用すると操作速度が向上しますが、標準設定されている以外のショートカットキーも設定可能です。標準の書ウーとカットキーはメニューのプルダウンメニューのコマンドの右横に示されています。
主なショートカットキーは以下の通りです。その他のショートカットキーは、Macのショートカットキーを参考にしてください。
保存:「command」+ S:書類の保存(新規ファイルの場合は保存場所を聞いてくる。時々保存することをする。)
新規書類:「command」+ N:新規書類を開く
全選択:「command」+ A :書類の場合は全領域(書類をコピーするときに便利)
コピー:「command」+ C:カーソルで塗って色づけされた部分がコピーされる
カット:「command」+ X:広い領域をカットして別のところにペーストするときに利用する(移動用)
ペースト:「command」+ V:カーソルの位置にコピーやカットした文章などを挿入する
取り消し:「command」+ Z:間違って消したり、上書きしたときに復活できる
停止:「command」+ . :web検索などを途中で止めるときなどに便利
検索:「command」+ F:検索窓がでる。Finderやアプリケーション内の書類に適応できる
画面のキャプチャ: 「command」+「shift」+3 : 画面全体をキャプチャ(写真で撮るのと同じ)画面キャプチャ
画面の一部領域をキャプチャ:command」+「shift」+4 : カーソルで囲った領域がキャプチャされる

short_cut_key2

e) アカウント:自分のログインパスワードを変更したり、ログインしたときに必要なアプリケーションを時間指定して起動することも可能です。

5) Macの標準階層(フォルダの整理)

トップへ
Macでは自分のhomeフォルダの下層に以下のようなフォルダがあります(OS 10.11)。
system_finder_folder

a) サイト:web共有で利用(10.11から標準では利用しない)
b) ダウンロード:webからダウンロードしたファイルなどがはいっています。定期的に中身を整理してください。
c) デスクトップ:画面デスクトップに洗われるファイルなどが収納されています。
d) パブリック:一般にそのiMacの他のユーザーと、あるいは他のネットワークユーザーとデータを共有するときに利用できます。(学内ではアクセスが制限されています。)
e) ピクチャ:iphoneやカメラをiMacに接続したときに起動するアプリケーションiPhotoのデータ格納フォルダです。
f) ミュージック:iTunesで購入したり、読み込んだデータが格納されます。また、iphoneなどのアプリケーションなども格納されています。
g) ムービー、サイトはあまり使われません。関連ソフトのデータを保存するときに格納されます。
h) 書類:一般のデータ保存領域です。この中に年度別やテーマ別フォルダを作成し整理しておき、必要なときにはこのフォルダをバックアップするようにしましょう。

6) アプリの起動と終了

トップへ
MacOSでは作業しているwindowを閉じてもアプリケーションは起動し続けます。従ってdockから起動しているアプリクを選択し、左上のアプリケーション名を左クリッックし、プルダウンメニューから一番下の終了を選択します。

 OSXにはファイルの種類に応じたアプリケーションを選択する機能があります。例えば’.doc‘のファイル(Microsoft word用文章)をLibreOfficeで必ず開くようにするにはいかのようにします。
 1) Finderで書類を確認する
 2) 目的のファイル(例:test.doc)のファイルを右クリック(control+クリック)でプルダウンメニューを開き、’このアプリケーションで開く’をクリックでひらきます。
3) このアプリケーションで開く’の記述の下のプルダウンメニューでLibreOfficeを選択し、’すべてを変更’をクリックします。
以下の例ではpdfをプレビューというMac専用のアプリケーションで開くように設定している例です。

7) MacとWindowsの違い

トップへ

 大学生にとって2020年からいきなりオンライン課題が増え転換の年になりました。2021年からはPCは必須ツールです。PCには大きく分けてMacとWindowsがあります(Linuxもありますが学生用には勧められません)。MacとWindowsの違いを以下にまとめました。どちらのOSも慣れれば不自由無く利用可能です。
 スペックも重要です。特に、4年利用する場合の最も大事なのはバッテリーです。充電回数は約500回とされています。バッテリーが長持ちするとそれだけ充電回数が減ります。2020年発売のM1を搭載した13インチMacBookAirでは「最大18時間のApple TVアプリのムービー再生」と技術仕様に記載されています。多くのWindowsノートPCの技術仕様ではバッテリー駆動時間のみの記載では注意書きを確認してください。JEITA(V2.0)とある場合は動画をdownloadしながら再生することを条件に駆動時間を規定しています。その他注意書きなどもない場合はレビューを参考にすることが必要です。駆動時間が短いと結局、充電回数は多くなりバッテリー寿命が短縮するかもしれません。(2023.06.07)
Mac
MacではFinder(検索)機能が優れており、名前の分かるfileを容易に見つけられます。またMacではiPhoneとのデータをAirDropで簡単にやり取りできるなど同一会社の製品としての利点があります。2020年11月からMacbookなどに搭載されたApple Silicon(M1)(apple store)は低燃費のエコシステムです。一番下のクラスのMacBookAirでも十分な性能と18時間という脅威のYoutube長時間再生、ファンレスで静音PCを実現しています。電池が持つということは発熱も低くそのために廃熱用のファンがいらないといことですね。BigsurではiPhoneのアプリケーションも稼働し、Macを開いていればiPhone操作が可能になるようです。
本学の学生はMicrosoft Officeのライセンス利用が可能ですので心配いりませんが、卒業してもMacにはOffice互換のソフト付いています。PowerPointと互換のkeynoteはとても快適です。macはLinuxベースの上に構築されLinuxとの相性は抜群です。(2022.02.14更新)
Apple storeで学生・教職員向けキャンペーンが始まったようです。
このキャンペーンを利用して、MacbookAirを購入するとApple storeギフトカード18000円付いてきます。(2022.02.14)
Windows
日本語変換はスペースキーで行い、英数/日本語の切り替えはスペースキーの両側にある英数キーとかなキーで切り替えます。
windowsは11が発表されています。Windowsは自社製ソフトOfficeとの相性がよく、linuxも稼働するようになりました。コードの編集にはvisual sudioなども配布されています。大きな特徴はゲームソフトが豊富に出回っていることですね。多くの無料ソフトや商用ソフトも捨てがたいです。ウイルスも怖いですが、Microsoft Defenderをきちっと設定し使いこなせばウイルス対策は可能なようです。少し時間はかかりますがOSのアップデートもきちんと行いましょう!
多様なメーカーがwindowsPCを販売しているのも強みです。ただし様々なグレードがありますので、CPU測度、バッテリー、画面解像度など必ず確認して購入してください。M1 MacbookAirを基準とするのも一つの考えです。
日本語変換はMacと違い、スペースキー右の変換キーです。英語/日本語の切り替えは左上すみの漢字キーなどが利用できます。キー配列がメーカーにより若干異なります。毎日使うとすぐ慣れます。
(2022.02.14)
その他参考になるサイト1(大学生のパソコン利用調査)
参考になるサイト2(大学生のパソコン選び)
参考になるサイト3(大学生のパソコンどっちがいいの?:個人ブログ)

システムとフォルダ

Macでは自分のホームdirectoryと他のユーザのdirectoryの区別は明確です。基本的に他のユーザのホームディレクトリ(フォルダ)を表示することはありません。
Macでは、WindosのC:ドライブに相当する”Macintosh HD”というシステム全体のフォルダは初期設定では見えるところにありません。Widnowsではホームフォルダがリンクで表示されており、本当のファイルはC:ドライブの深い層にあります。
まとめると以下のようになります。
C:ドライブ → Macintosh HD
ユーザー名のフォルダ → Macintosh HD/ユーザ
Program files → Macintosh HD /アプリケーションズ

・”かな”の変換と”英数”

Windows OSでは英数を半角文字として表現します。一方日本の文字は”漢字”として表現され、入力はキーボード左上にある”英数/漢字”のキーで切り替えます。全角でアルファベットを表示させることができます。
Mac OSでは全角または半角の概念がありません。キーボードの手前中央にあるスペースバーの左右にある”英数”キーと”かな”キーで切り替えいます。Windowsの全角のアルファベットに相当するのは日本語入力におけるアルファベットです。

クラウドサービス:iCloudとOne Drive

iCloud: Apple社のクラウドサービスはiCloudと呼ばれています。Mac OSではiOSとiCloudを通じて連携しています。iCloudを通じてメモや、iMassageはiPhoneとMacで同じように利用可能です。スマホとノートPCでの連携がシームレスに行える点が特徴です。無料サービスの容量には制限があります。
(Apple社のiCloud説明ページへ)

One Drive: Microsfot社のクラウドサービスです。Microsoft Office 365のアカウントにwebでログインするとOne Driveもwebページから利用できるクラウドデータ保存サービスです。本学の学生に貸与されるライセンスで全ての学生が利用可能です。どのOS(MacでもWindows)でも利用可能です。
(Microsfot社の説明ページへ)

外部記憶ディバイスの取り外し

 外部記憶ディバイスとしてよく用いられるのはUSBメモリです。WindowsではUSBメモリに自動起動ウイルスがあり医療の現場ではUSBメモリーの利用はタブーとされ、システム部の許可なしに決してUSBメモリを院内のUSB端子に接続してはいけません。
 windows OSでは、USBメモリを取り付けるとハードディスクと異なりリムーバブルディスクの欄にリストされます。安全に取り外すには「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」アイコンを利用し、右クリックでUSBメモリに相当するリムーバブルディスクを外す処理を行います。
 (参考サイト 121ware:windows 8.1でのUSDBの安全な取り外し)
 Windows 7以前におけるディバイスの確認は、”コンピュータ”を開いてリストより確認します。新しいUSBメモリを接続するとインストール作業が始まります。取り外すときには”設定→PC設定の変更→PCとディバイス→ディバイス”を開き、その他のディバイス欄からUSBメモリを選んで”ディバイスの削除”をクリックして下さい。データのアクセスなどが行われていないことを確認してからUSBメモリを取り外します
 一方、Macではインストール作業はありませんが、書き込みの形式(フォーマット)によっては”フォーマットしますか?”と聞かれます。表示はハードディスクと同じ並びにリストされます。取り外すときにはUSBに含まれている書類は全て閉じます。iMacではドロップ&ドラッグでゴミ箱に捨てます。もしくはFinderウインドで表示させ、下図のイジェクトマークをクリックして、アクセスないことを確認してからoMacから外します。(もしくは右クリックで”~を取り外す”をクリックします。
windowsでも”外部ディスクの安全なとりはずし”のクリックを必要とするようになっています。

USBメモリの確認と取り外し

* ところでUSBメモリは必ずしもWindowsとMacで利用できるわけではありません。ハードディスクやUSBにはフォーマットという書き込み形式の決まりがあります。Windows 7以降ではExFatというフォーマット(FAT32の拡張か)方法(であればどちらでも読み書きでき、4Gを超えるファイルも扱うことができます。
 トップへ

8. コンピュータに関する本が図書館で閲覧できます

コンピュータに関する本が明治国際医療大学付属図書館で閲覧できます。ぜひご利用ください。
 トップへ

情報リテラシーへ戻る