2025年6月3日(火)、本学にエジプトの救急救命士10名が来校されました。本訪問は、日本政府とエジプト政府との間で2016年に締結された「エジプト・日本教育パートナーシップ(Egypt-Japan Education Partnership:EJEP)」の枠組みのもと、2018年より実施されている「病院前救急医療研修プログラム」の一環として行われたもので、今回で第8期を迎えます。
この約40日間に及ぶ本邦研修では、日本の病院前救急医療体制や教育制度について幅広く学ばれており、本学での研修もその一環として位置づけられています。当日は、保健医療学部長の智原栄一教授より歓迎の挨拶があり、続いて教務部長の福田文彦教授より、本学の沿革や教育方針について説明を行いました。その後、保健医療学部 救急救命学科の原貴大講師および金川陽亮助教の案内のもと、本学2年次開講科目「救急処置実習A-Ⅱ」の授業見学と救助訓練棟をはじめとした実習施設の視察を行いました。
来学された救急救命士の皆様からは、本学の実践的かつ細やかな教育内容に対し、多くの関心の声が寄せられました。今回の交流を通じて、両国の医療人材育成に関する相互理解が一層深まり、今後の国際的な連携の礎となることが期待されます。
明治国際医療大学では、今後も国際的な教育・研究交流を推進し、世界で活躍できる医療人の育成に貢献してまいります。