2025年6月22日(日)、明治国際医療大学 谷口健藏記念講堂にて「学院創立100周年記念講演会」が開催されました。
この事業は、明治国際医療大学と大学の卒業生である「なごみ会」・「救明会」、が主催となり、創立100周年を迎えて、明治を次世代へと繋いでいくことを目的として企画されました。当日は、第1部約130名、第2部約230名の方にご参加いただきました。
第1部では、本学卒業生のほか、近隣住民、農業系高校の教員、生徒を対象として行われました。初めに勝見泰和学長から、「大学の将来展望について」と題し、学院創立100年の歩みから、今後の大学の使命として、「地域に根差した大学」を目指していくとの内容で講演が行われました。
記念講演会①では、明治国際医療大学 農学部準備設置室長の秋津元輝先生が「環境と社会をつなぐ食農からの新しい研究地域づくり-京都・南丹からの発信-」と題し、医療系大学に農学部を設置する意義や、地域との関わりについて講演いただきました。
第2部では、本学卒業生のほか、在校生、一般の方を対象として行われました。学長挨拶・講演の後、記念講演②では、京都府立医科大学大学院 リハビリテーション医学 教授の三上靖夫先生より、「医療従事者が持つべき精力善用・自他共栄の心」と題し、先生が実感されたリハビリテーション医療の重要性や柔道家 嘉納治五郎先生の「精力善用・自他共栄」の理念が、医療や社会のあるべき姿であるとのお話をいただきました。
記念講演③では、明治国際医療大学 保健医療学部救急救命学科 教授の平出敦先生が、「医療系職業人としてのアイデンティティとは」と題し、明治国際医療大学のアイデンティティ、医療系職業人としてのアイデンティティについて講演をいただきました。
お忙しいなか、ご参加いただいた皆様、また、ご講演いただきました先生方に心より感謝申し上げます。