2025年11月17日(月)、エジプトの救急救命士10名が本学を訪問されました。本訪問は、日本政府とエジプト政府の間で2016年に締結された「エジプト・日本教育パートナーシップ(Egypt-Japan Education Partnership:EJEP)」に基づき、2018年より実施されている「病院前救急医療研修プログラム」の一環として行われているもので、今回で第9期を迎えます。
約40日間にわたる本邦研修では、日本の病院前救急医療体制や教育制度について幅広く学ばれており、本学での研修もその重要な一部を担っています。当日は、鶴国際交流推進センター長による歓迎の挨拶に続き、林研究部長から本学の沿革、建学の精神、教学の理念について説明を行いました。その後、救急救命学科2年次科目「救急処置実習A-Ⅱ」の授業見学や、救助訓練棟をはじめとする各実習施設の視察を行いました。
今回の交流を通じて、両国の医療人材育成における相互理解が一層深まり、今後の国際的な連携の基盤となることが期待されます。
明治国際医療大学では、引き続き国際的な教育・研究交流を推進し、世界で活躍できる医療人材の育成に貢献してまいります。

