ご挨拶
理事長からのご挨拶
100年にわたって築いた「医」の力を新たな学びへ
本学は我が国初の四年制鍼灸大学として鍼灸の高等教育・研究を牽引し、また柔道整復、看護、救急救命の各分野における医療人の育成、さらには「医療×スポーツ」を掲げ、本学独自の＋＜プラス＞の力で社会から必要とされる人材を輩出して参りました。学院創立100周年を迎えた本学が次に目指すのは、これまで培った東西両医学の知恵と技術による「医」の力を礎に、本学ならではの「医食同源」を実現することです。心身の健康は人が豊かに生きるために欠かせないものであり、また、それを支える「食」についても今後益々重要視されることでしょう。現在、令和9年度開設に向け農学部の設置準備を進めております。「和の精神」のもと、私たちと一緒に真の医療人をめざしましょう。
学長からのご挨拶
多様性社会に適応できるグローバルな医療人の育成をめざす
本学は東洋医学で活躍できる人材育成をめざし、鍼灸大学として設立されました。その後、鍼灸学科のほかに大学院研究科、柔道整復学科、看護学科、救急救命学科が加わり、医療系大学として発展してきました。医学には西洋医学と東洋医学の垣根はありません。私自身、最先端の手外科医をしながら東洋医学も学んできました。西洋医学は要素分析的医学であるのに対し、東洋医学は経験主義的医学であるために理解されにくい面もありますが、両者の長所を取り入れた統合医療はさまざまな利点があると考えます。「和」による建学の精神をもとに、男女共同参画の多様性社会に適応できるグローバルな医療人を育てたいと考えています。そしてまた、本学の自然豊かなキャンパスとスポーツ施設で身体を鍛え、附属の教育施設・病院での研修、さらに将来的には海外研修を取り入れて専門的な知識と技能を修学した医療人の育成をめざします。