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鍼灸学部保健・老年鍼灸学講座の吉田行宏助教が研究を進めている、SECカーボン株式会社軟式野球部が、9月13日~17日に愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムを中心に行われた、天皇賜杯第69回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメントにおいて初優勝を飾りました。この大会は軟式野球の中で最も権威のある大会で、前年度優勝チームと各都道府県代表、開催地代表を合わせた総勢57チームが出場し、天皇賜杯を目指して毎回熱い闘いが繰り広げられます。SECカーボンは初優勝で、京都勢の優勝は1956年以来58年振りとなりました。
現在、吉田助教は鍼灸を中心とした包括的なサポートが選手のコンディションに与える影響を研究しています。今回の大会はその一貫としてチームにトレーナーとして帯動しました。
吉田助教のコメント
選手が最良のコンディションで試合に臨み最高のパフォーマンスが発揮できるように、鍼や円皮鍼、ストレッチ、テーピング、アイシングと様々な方法を使ってコンディショニングを用いました。選手に対しては普段から鍼施術をしています。この大会でもレギュラーメンバーのうちほとんどの選手に連日鍼施術を行いました。全国大会という大舞台では、想像以上のプレッシャーや緊張感、不安感が選手を襲います。そういった緊張感や不安感を少しでも解消できるよう特に気を配りました。
5日間で6試合を戦うハードスケジュールで選手の身体も相当辛かったと思います。こちらが行うケアに加えて、選手自らが自分の体に目を向けてセルフコンディショニングを行ってくれたことも大きかったです。その結果が初優勝に繋がりました。最高の経験をチームと共有することができ、この職業の良さを改めて実感できました。このような経験を教育や研究にフィードバックしていきたいです。
選手が最良のコンディションで試合に臨み最高のパフォーマンスが発揮できるように、鍼や円皮鍼、ストレッチ、テーピング、アイシングと様々な方法を使ってコンディショニングを用いました。選手に対しては普段から鍼施術をしています。この大会でもレギュラーメンバーのうちほとんどの選手に連日鍼施術を行いました。全国大会という大舞台では、想像以上のプレッシャーや緊張感、不安感が選手を襲います。そういった緊張感や不安感を少しでも解消できるよう特に気を配りました。
5日間で6試合を戦うハードスケジュールで選手の身体も相当辛かったと思います。こちらが行うケアに加えて、選手自らが自分の体に目を向けてセルフコンディショニングを行ってくれたことも大きかったです。その結果が初優勝に繋がりました。最高の経験をチームと共有することができ、この職業の良さを改めて実感できました。このような経験を教育や研究にフィードバックしていきたいです。