明治国際医療大学で学ぶ先輩のホンネ。
大学で学ぶうちに、もっと
鍼灸を知りたくなりました
堀部 豪(ほりべ ごう)
鍼灸学部4年
東京都 私立明星高等学校出身
鍼灸学部を目指したきっかけはなんですか?
高校時代、野球部で甲子園を目指し毎日練習していましたが、野球肘の悪化と足の肉離れが重なり、野球を断念しました。
鍼灸接骨院での治療と野球の断念がきっかけで、けがで野球をあきらめる人を救いたいと思い、鍼灸の道を選びました。
明治国際医療大学を選んだ理由はなんですか?
日本初の鍼灸大学である点、3年次で国家試験受験資格が得られ、4年時には有資格者として臨床経験が積める点、就職率が素晴らしく高い点、この3点に惹かれ、明治国際医療大学を選びました。
この大学に入学してよかったなと思うことは何ですか?
鍼灸に関する最先端の研究結果が学生にフィードバックされるという点です。実習時間が豊富なところもいいと思います。
1日のスケジュールを教えてください。
平日は、午前は実習、午後は4回生になると授業がないことが多いため、ゼミの研究や自習時間に充てています。夕方からバイトに向かい、0時前後に帰宅します。
休日は、普段より遅めに起床し、昼~夕方までバイト(夜になることも)。帰宅後は友人と遊んだり勉強したりと、時間を有効に使うようにしています。
好きな授業、役に立つ授業はなんですか?
附属鍼灸センター実習です。3年次に資格を取り、4年次にこれまでの集大成として実際に患者さんを診療し、臨床経験を積んでいきます。
この実習ではひとりの鍼灸師として扱われるので、患者さんだけでなく教員からも「先生」と呼ばれます。それだけ責任を伴うので、みんな高い緊張感と集中力を持って臨んでいます。この時が一番「自分は鍼灸師なんだ」と実感でき、また、毎回自分の成長がわかるので一番好きです。
課外活動をしていますか?
野球サークルと学生FDをしています。
野球サークルは、学内の野球好きが集まり、年に2回学内リーグを行っています。
学生FDもサークルです。本学は良いところがたくさんありますが、不便に感じるところも当然あります。それについて教職員だけでなく、自分たち学生も協力して改善していこうという集まりです。
アルバイトをしていますか?
はい、京都駅の伊勢丹内にあるレストランと、亀岡市にある鍼灸院でしています。両方とも人と関わる仕事で、お客さんや患者さんとの接し方を学ぶことができました。また鍼灸院では実際の経営のしかた、学校で習ったものとは違う治療を見られたことも勉強になりました。この2つのアルバイトを始めたことでお客さんと患者さんの接し方の違いにも気付きました。
大学院への進学が決まりましたね。おめでとうございます。
ありがとうございます。入学当初は、卒業後スポーツ分野で活躍していきたいと考えていました。しかし、「鍼灸治効学」という講義をきっかけに鍼灸治療=運動器疾患という考えが変わりました。そして、現代医学では治療困難な内科領域の疾患も、鍼灸治療で何とかできるのではないかと考えるようになり、「内科と鍼灸」について知識を深めるために、大学院を目指しました。
将来の夢を教えてください
まずは治せる治療家になること。そしてゆくゆくは医師や薬剤師などで構成されるチーム医療に鍼灸師として参入。各スタッフと連携して地域医療を支えていきたいです。