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6月18日(火)、京都府立南陽高等学校保健部からの依頼を受け、保健授業の一環として『受験にうち勝つツボ療法』というテーマでデリバリー講義を行いました。
対象者は来春に受験を控える3年生(358名)であり、受験に伴う精神的ストレスに対するストレスマネジメント、あるいは、そのために必要な体調管理の方法などを学び、自らストレスの管理・対処ができるようになることが今回の目的でした。
対象者は来春に受験を控える3年生(358名)であり、受験に伴う精神的ストレスに対するストレスマネジメント、あるいは、そのために必要な体調管理の方法などを学び、自らストレスの管理・対処ができるようになることが今回の目的でした。
講習の前半では、本学の「メンタルヘルスケア論」「心身医学系鍼灸臨床学」などの講義を担当する福田文彦准教授がスライドを用いて、ストレスとは?、ストレスと脳機能、ストレスの対処法などを講義しました。
一般的に、ストレスは疾病の発症要因となるため“悪のイメージ”が強いですが、ストレスを克服して目標を達成することは人間的成長に不可欠でもあります。したがって、ストレスと上手に向き合い、体調を管理し、ストレスにうち勝つことが大事であることを講義しました。また、ストレス症状に対する社会的支援の活用(相談等)についても講義しました。
講習の後半では、本学の紹介や鍼灸・東洋医学の基礎知識に引き続き、ストレスケアとしてのツボ刺激方法を紹介しました。同行した竹田太郎講師、日野こころ助教の協力のもと、南陽高校の生徒さんに直接ツボ刺激方法を指導させていただき、みなさん、興味深く、また熱心にツボ刺激の実技を実践していました。
最後に、南陽高校の卒業生である本学在学生よりビデオレターを披露し、受験にうち勝てるようエールを送りました。
南陽高等学校では、この保健授業に取り組むにあたり、学生自らが「ツボ」について、自主学習を行い保健室前にその内容とツボモデル人形が掲示されていたことは、我々を驚かせました。




