プレゼンテーションを行う須知高校生

プレゼンテーションを行う須知高校生

プレゼンにあわせて寸劇を披露

プレゼンにあわせて寸劇を披露

教室が満席となりました

教室が満席となりました

9月27日(金)、第5回観光甲子園準グランプリを獲得された須知高校(京都府京丹波町)2年生6名に来学いただき、高大連携の成果報告として、本学の学生たちに準グランプリの観光プラン「京都丹波から発信する健康増進の旅~平安時代の医学博士・丹波康頼の養生のすすめ~」を披露いただきました。

丹波康頼(912-995)公は、日本最古の医学書「医心方」を編纂した平安時代の医博士・鍼博士で、康頼公ゆかりの京都丹波の地は、1983年に本学が設立され鍼灸高等教育が発祥。1994年には、大学院鍼灸学研究科博士後期課程が開設され、実に1000年の時を経て鍼灸学博士(現在80名が学位授与)が同じ地に誕生した経緯をもち、わが国の医学史を語る上でも重要な土地です。

須知高校のプランは、こういった地域の観光資源を掘り起こす清新な発想であり、寸劇を交えたプレゼンテーションの発想もすばらしく、現代の鍼灸学を学ぶ本学の学生たちにとって有意義な時間となりました。用意した130名教室が満席で立ち見も出るほどの盛況で、終了後、惜しみない拍手が贈られました。

高大連携の経緯
本年5月に須知高校から高大連携教育の依頼を受け、本学鍼灸学の今井賢治教授や田口玲奈助教らが出張授業を行いました。これをきっかけとして、「第5回全国高校観光甲子園」に出場され、本学附属病院の人間ドックと鍼灸治療が盛り込まれた旅行プランで見事、準グランプリを獲得されました。



過去に開催した高大連携事業はこちらからご覧いただけます。