10月9日(水)京都府南丹広域振興局が主催する教育体験旅行として、新潟南高校の2年生51名が来学し、「京都発の伝統医療を科学する」と題し、講義と実技を体験されました。

京都丹波のこの地は、日本最古の医学書「医心方」を編集した平安時代の医博士・鍼博士である丹波康頼公ゆかりの地でもあり、伝統医療である東洋医学と西洋医学の融合を目指して開学した本学ならではのプログラムを企画いたしました。

鍼灸学科では「鍼灸治療はなぜ効果があるのか?」というテーマで講義をさせていただき、実技体験ではツボを鍼と灸で刺激することで体が柔らかくなるのかという実験をしていただき、ほとんどの方がその効果を実感していただくことができました。

柔道整復学科では「ホネの不思議~折れてもくっつく骨に学ぼう~」というテーマで講義をさせていただき、体験実技では、ソフトキャストという材料を使用した手首のギプス固定体験をしていただき、自分の手首に合ったギプスを作製していただきました。日本初の伝統医療の教育機関として誕生した本学で鍼灸学と柔道整復学の講義体験は、新潟南高校の修学旅行生の皆さんにとって新鮮な経験となられたのではないでしょうか。

 

短い時間でしたが、今回の教育体験が皆様の学びのきっかけになれば嬉しく思います。