リラクゼーション看護講座
【講座概要】
本教育プログラムは、わが国において、初めて開かれるリラクセーション法を体系的に学ぶための専門講座(看護職対象)です。
リラクセーション法は、臨床的にニードの高い技術であり、病気への対処や健康生成のために広く活用が望まれています。
本教育プログラムによって、リラクセーション法についての基礎知識を深めるとともに、セルフケアを実践できる看護師および臨床で患者とその家族に指導し、治療および治療後の生活の場で生じやすいストレスマネジメントのできる看護師を養成することをめざしています。
プログラムは、1年間を通して次の3つのレベルを段階的に学習していきます。
レベルⅠ [セルフケアの実践]
リラクセーションの基礎知識を学ぶとともに、具体的なリラクセーション法の体験を通してセルフケアへの活用について学びます。
レベルⅡ[臨床での患者指導]
各種のリラクセーション法を学び、セルフケア能力を磨きながら、臨床での患者指導の体験をします。
レベルⅢ[複雑な問題を持つ臨床事例への指導]
いくつかの症状やストレスが強いと思われる患者の状態をアセスメントするとともに、指導計画を立案し実践します。練習の状況を継続的に支援し、改善できた  かを評価し事例検討します。

【受講方法】
1.インターネットを利用した自己学習と課題提出(e-learning)
・2週間毎に配信される教材を視聴し学習する
・課題ごとにA4版1枚程度のレポート(意見・質問他)を作成し、e-learningにて提出する
・各レベル終了後には、指定された学習課題をレポートし同様に提出する
・全レベルを受講することを推奨するが、各レベルごとにも認定証を発行する
2.大学でのテレビ会議によるグループ学習
・開講式、意見討論、質疑応答などを行う
・会場は、群馬大学、新潟大学、信州大学、明治国際医療大学(京都)の何れか
・日程初回はH25年5/11,以降2ヶ月に1回程度を予定(何れも土曜日)

【受講料】
無料(科学研究費助成事業のため受講者には研究にご協力頂きます。)
※教材費:別途
※通信費・会場への交通費:自己負担
【申込み期間】
平成25年3月1日~4月15日
【お問合せ】
京都地区責任者: 明治国際医療大学看護学部山田晧子 kyamada@meiji-u.ac.jp