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去る5月16日(金)~18日(日)に行われた第63回全日本鍼灸学会学術大会において、本学 基礎鍼灸学講座 新原寿志講師らのグループが、高木賞奨励賞を受賞されました。
受賞者:
新原寿志、小笠原千絵、早間しのぶ、日野こころ、谷口博志、角谷英治
受賞論文:「鍼灸臨床における有害事象に関するアンケート調査 ―国内の開業鍼灸院を対象として―」
全日本鍼灸学会雑誌62(4)、315-325、2012
論文要旨:本研究は、鍼灸の有害事象に関する大規模な調査を開業鍼灸院を対象として国内で初めて実施したものです。調査の結果、鍼の有害事象では刺激過多に起因する もの、一方、灸の有害事象では施術者の不注意によるものが多く認められました。また、鍼灸の安全性に関する情報は未だ十分に浸透しているとは言えず、今後 は、書籍のみならずインターネットをはじめとする様々な媒体を通して普及させていく必要があることが示されました。本調査を踏まえ、現在、(公社)全日本鍼灸学会研究部安全性委員会を中心にホームページ「鍼灸の安全対策」を運営し鍼灸の安全教育の普及に努めています。
高木賞とは
全日本鍼灸学会雑誌に掲載された論文から最も優秀な論文に対して表彰と賞金を贈呈するもので、高木健太郎初代会長のご遺族からの寄付金を基金とした鍼灸会で最も名誉ある賞です。これまでにも本学の教員、卒業生が多数受賞しています。
全日本鍼灸学会雑誌に掲載された論文から最も優秀な論文に対して表彰と賞金を贈呈するもので、高木健太郎初代会長のご遺族からの寄付金を基金とした鍼灸会で最も名誉ある賞です。これまでにも本学の教員、卒業生が多数受賞しています。