hachitai1hachitai27月28日(木)~31日(日)にかけて、三重県鈴鹿サーキットで鈴鹿8時間耐久ロードレース第34回大会(鈴鹿8耐)が行われ、本学鍼灸学部健康・予防鍼灸学教室の吉田行宏助教と、大学院生の松永満君がSUZUKI系のMotoMap SUPPLYチームにトレーナーとして参加しました。

鈴鹿8耐は、鈴鹿サーキットを1台のバイクでライダーが2人から3人で約1時間ごとに走行し、8時間の周回数を競う真夏のバイクレースの祭典です。今大会でMotoMap SUPLLYチームは、全日本選手権JSB1000で戦う今野選手と、ワークスチームの経験もある手島選手の2人のライダーがライディングしました。

当日は雨の予報でしたが、雲の合間から真夏の日差しが注ぎ、路面温度は50℃以上にもなる過酷なレースとなりました。ライダーは炎天下のなか走行するため、走り終えると脱水と体力の消耗が激しい状態で帰ってきます。吉田助教と松永君は走行後のライダーに対してプールや氷でアイシングを行い、水分・体重の管理、身体のケアを担当しました。

吉田助教は、「8耐のような炎天下でのバイクレースという特殊な環境で、ライダーにベストなコンディションでライディングしてもらうためには、様々な知識と技術が必要になります。今回は残り1時間でマシントラブルにより残念ながらリタイヤとなってしまいましたが、この貴重な体験を教育・研究にフィードバックしていきたいと思います。」と今回の活動について、語ってくれました。