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1月28日(月)、平成24年度博士学位論文公開発表会が開催されました。
本発表会は大学院博士課程の学位取得にかかる最終試験として実施されるもので、今年度は大学院博士課程3年生に在学する者3名と、論文提出により学位の取得を目指す者1名の発表がありました。
各自の発表時間は15分・討論15分で構成され、その研究内容や討論における質問者に対する受け答えも学位授与審査の対象となります。
当日は本学の教員と学生あわせて約70名が参加し、本学の追求している鍼灸学の研究内容と研究レベルについて、改めて認識と理解を深めるとともに、その研究成果を学術(鍼灸学)及び社会へ貢献するための議論が繰り広げられました。
発表者は以下のとおりです
発表者 | タイトル |
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小笠原千絵 | 鍼回旋刺激および輻射熱刺激による後外側腹側核の侵害受容性ニューロンの活動の抑制-鍼鎮痛における上行性痛覚抑制系の関与の可能性- |
冨永 敦 | Repeated application of low-frequency electroacupuncture improves high-fructose diet-induced insulin resistance in rats |
村瀬 智一 | 独立性成分分析法を用いた鍼刺激後も持続する脳機能MRIの解析 |
藤井 亮輔 | 鍼灸療法の受療率に関する調査研究-鍼灸の単独療法と按摩・マッサージ・指圧を含む複合療法(三療)との比較- |
なお、今後修士課程の公開発表会については、鍼灸学専攻が2月12日(火)に、臨床鍼灸学専攻が2月13日(水)同会場で開催されます。