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看護学部看護学科では、2012年4月からの新教育課程に「助産師コース」を開設する運びとなりました。
目指す教育
4年制大学における助産師教育として、高度な知識、技術および研究手法を身につけ、国際的な視野を持つ、自律性ある助産師の育成を目指します。更に本学の特徴である、統合医療の知識を持つ助産師を育成します。
特に産科医不足が社会的問題となっている現在、助産師外来や院内助産院を併設する病院では、助産師と産科医師との協同体制(モデル例)の構築が望まれており、これらのニーズにも対応できる、助産師としての意識をしっかり持った助産師の育成を目指しています。
また、助産実践の領域で様々な補完代替療法が取り入れられつつある中、これら関連科目や統合医療科目を数多く開設することで看護教育における選択の幅を広げるとともに、本コースにおいてもアロマセラピー関連科目の履修により、アロマセラピストの認定資格の取得が可能です。
概 要
履修定員 | 学部定員の1割程度(女性のみ6名以内) ※3年次に希望学生(編入生※含む)を対象に学内選抜試験を行います。 |
単位数 | 修得すべき単位数27単位以上 |
実習内容 | 3年次後期からの「助産学実習Ⅰ」では、正常分娩経過をたどる産婦および新生児を10例程度受け持ち、分娩第1期~第4期において、適切な助産診断をもとに助産計画を立案し、受け持ちの母子および家族に対して、個別性を考慮した助産及び保健指導を行います。併せて妊婦~分娩~産褥・育児期の対象に対する継続的な助産課程の展開を行います。また、実践経過を評価し、次の事例につなげる方法を学ぶとともに、より効果的な助産実践を展開するため、必要な助産管理の在り方についても見当する機会を持ちます。更に4年次の「助産学実習Ⅱ」では、統合・総合実習と連動して補完代替療法を助産実践に取り入れられるよう検討しています。更にはチーム医療における助産師の役割および他職種との連携の方法論についても学んでいきます。 |
※平成25年度以降の編入学生