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取材を受ける井上基浩先生の卒業ゼミ
臨床鍼灸学講座の井上基浩准教授の卒業ゼミが読売新聞の取材を受け、1月26日(日)の朝刊大学特集面に掲載されました。
井上先生は、「運動器系疾患・症状に対する鍼灸治療」を専門とし、約20年間にわたる研究生活で、「X線透視下神経根鍼通電療法」「末梢神経の再生促進を目的とした直流鍼通電療法」などをラットを使った動物実験を重ね開発し、伝統的な鍼灸を時代に応じ進化させる取組を続けられ、鍼灸学部の中でも最も人気のある卒業ゼミの一つです。
記事では、附属鍼灸センターで行う「卒業ゼミ」の様子がとりあげられ、他校と違い、3年修了時にすでに鍼灸師の国家資格を取得した4年生のゼミ生8名が、臨床実習形式で学ぶ様子が紹介されています。
井上先生は、「実習では高度な技術も紹介しますが、それよりは問題にぶつかった時に自分で考える力を養ってほしい」と自身の体験を踏まえ、学生たちが将来、独り立ちした際に必要な心構えを説かれました。
新聞では、この他、京都市西京区にある「附属統合医療センター」の今西二郎センター長の取材や特色ある施設として「大学附属病院」が紹介されました。