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岩井直躬学長からオープニングの挨拶
去る3月28日(金)、京都駅前のキャンパスプラザ京都において、高大連携事業として、高校のスポーツ活動を支援してきた集大成として、公開講座「中高生のためのスポーツ医療講座」を開催し、約150名にご来場いただきました。
第1部は、テーピング実習講座。保健医療学部の泉晶子助教が手指のテーピング法をデモンストレーション。その後、参加者全員でテーピング実習を体験いただきました。

手元をスクリーンに映し、泉助教が手本を見せる

テーピング指導する本学協力学生
第2部では、本学と昨年9月に国際交流協定を締結したポルトガル最大の総合スポーツクラブ「SLベンフィカ」から、診療部長のジョアン・デ・アルメイダ医師を講師に予定しておりましたが、急用で急遽、来日がとりやめとなり、同クラブクリニックの土屋光春医師を招いてのシンポジウム形式の討論会を行いました。
通常欧州では、理学療法士がトレーナーとして携わるが、SLベンフィカでは、いち早く鍼灸や柔道整復を取り入れた体制を構築し、成果を上げていること等、最新のスポーツ医療事情を紹介いただきました。
また、アルメイダ医師や土屋医師が実際に治療にあたった、かつてのワールドカップ選手、ルイス・フィーゴ選手やルイ・コスタ選手の治療対談や、ワールドカップ・サッカー・ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手にまつわる話など、ワールドスケールの大変興味深い話を紹介いただき、盛況のうちに終了しました。

土屋医師からポルトガルの最新スポーツ医療を紹介

神内講師による柔道整復師の立場からのケアのお話

自身のケガについて質問する高校生

木村助教による鍼灸師の立場からのケアのお話