温気受賞講演本学鍼灸学部、健康・予防鍼灸学教室の吉田行宏助教が、日本温泉気候物理医学会にて第16回優秀論文賞を受賞されました。
授賞式は5月13、14日に鹿児島県霧島市で開催された第76回日本温泉気候物理医学会学術集会において執り行われました。
この賞は、日本温泉気候物理医学会雑誌に掲載(73巻2号~73巻4号)された原著論文から最も優秀な論文に対して表彰と賞金を贈呈するもので、医学会である日本温泉気候物理医学会で鍼灸の内容での受賞は、昨年同賞を受賞した健康・予防鍼灸学教室廣正基准教授に続き2度目で、本学教員が2年連続で受賞しました。


第16回優秀論文賞
「ラットin vivo肉離れ損傷モデルの作製とそれに及ぼす鍼通電刺激の効果について」
吉田行宏、林 知也、矢野 忠(日本温泉気候物理医学会雑誌73巻3号、177-190、2010)

温気賞状温気授賞式
肉離れはスポーツ活動によって受傷するケガの一つで、痛みや機能障害によって選手のパフォーマンスは大きく低下します。この肉離れに対して鍼治療が一定の効果を有することを基礎的に裏付ける研究結果を得ました。