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スポーツ医療の普及に力を入れる本学の鍼灸学部と保健医療学部が、11月27日(水)に亀岡市立亀岡中学校(亀岡市内丸町)を訪問し、40名の先生方に対し、『スポーツ医療講座』を開催しました。
本学はこれまで、地域コミュニティの中で地域貢献にいかに携われるかを志向する形で各高校へ出向いて出前講義を行ってきましたが、今回は、対象を教職員、場所を中学校に変え、部活動に活かす「ケガの予防と応急処置」、「ストレッチとツボ療法」をプログラムに講習会を行いました。
スポーツ医療を専門とする鍼灸学部の吉田行宏助教から、学校の管理化における負傷の発生状況や、ケガの種類の統計情報を報告しました。
「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」の違いがわかりますか? 前者は1回の外力で受傷する骨折、脱臼、打撲、捻挫などを指し、後者は、繰り返しの微力な外力により受傷するシンスプリントやテニス肘、ジャンパー膝などを指します。
今回は、保健医療学部の片岡裕恵助教から、「スポーツ外傷」時の応急処置に最低限必要な知識としてRICE処置を、技法については、アイシングを紹介しました。
保健医療学部柔道整復学科の泉晶子助教からは、正しいストレッチを指導。以前はよく行われていた反動を使う「バリスティックストレッチ」は、筋肉の損傷を伴うことがあり、現在では、あまり行われなくなったこと等が紹介されるとともに、先生方にも実際にセルフストレッチを体験いただきました。
最後に、つぼを使ったセルフケアを覚えていただきました。これを応用し、2人でツボの押し合いをすれば、筋肉の緊張や痛みなどから、友人の緊張度やストレス、体調を把握でき、コミュニケーションツールとしても使えることが紹介されました。
デリバリー講習会のお申し込み・お問い合わせ先
明治国際医療大学 教学課入試キャリア支援担当(デリバリー講習会係) 0771-72-1188
「部活動等を対象としたスポーツ医療講座」、「できるマネージャーへのスキルアップ講座」、「受験に勝つツボ療法のススメ」、「看護に関する出張講義」、「その他のテーマの出張講義」etc 【案内・申込用紙】