救急救命学科

医療大学で学ぶ即戦力の救急救命士

多様化する病院前救急医療。高度な専門知識と技術を備えた救急救命士を養成する。

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2号館に整備予定の救急救命学科実習室

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設備予定の都市型救助実習用の訓練棟

1970年代、交通事故の死亡を減らすために始められた救急医療体制。すぐに日本独自の発展を遂げ、脳卒中や心臓発作、子どもの突然の病気など、さまざまな危機から国民の安全・安心を守ってくれる存在として、欠かせないものとなりました。
1991年に救急救命士法が制定されて以来、公的機関では約1年間で救急救命士の養成を行ってきましたが、救急救命処置の範囲が年々広がってきていることにより、それだけでは不十分な状況が生まれています。近年では、救急救命士に必要な知識と技術を2〜3年かけて学ぶ専門学校や4年制大学も増えてきました。少子高齢化が進み、健康に対する関心が高まっている現代日本では、さらに質の高い病院前救急医療が求められるようになっていくでしょう。
明治国際医療大学では、このような状況をふまえ、救急救命学科を設置し、病院前救急医療において高度な専門性を備えた優秀な救急救命士の養成を目指すとともに、救急救命学の学術研究の進展にも寄与していきます。

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特長1
附属病院を設置する医療大学で学ぶ

医大・歯科大以外では数少ない、大学附属病院をキャンパス内に有する本学。院内には16診療科を設置し、東洋と西洋の医学を補完・融合させる画期的な医療システムを備えています。救急救命学科では、この附属病院を活かした独自の教育を展開。医療の最先端を肌で感じる環境の中で、さまざまな職能のメディカルスタッフがともに仕事をするチーム医療の知識と技能を実践的に学びながら、医療人としての豊かな人間性を育みます。

主要な科目
現代医学 救急救命学
人体構造学 救急医学概論・各論
人体機能学 救急処置概論・各論
救急症候学 救急処置実習A
疾病救急医学 救急処置実習B(病院内実習)
外傷救急医学 救急処置実習C(救急車同乗実習)
附属病院実習 救急処置実習D(海外実習)
附属病院実習
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キャンパス内の附属病院で行う実習。さまざまな職種のメディカルスタッフが連携・恊働し、各専門スキルを発揮する病院内において、チーム医療の一翼を担う救急救命士としての役割を学びます。
救急処置実習B
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救急医療機関において救急病院実習を行います。医療の現場で実際の患者に接しながら、病状について医師やコ・メディカルスタッフの具体的な指導を受けることにより、観察力と判断能力が培われます。
救急処置実習C
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近隣地域の消防署で、実際の救急活動を見学。施設の設備や機能、活動内容などを把握した上で、出動から現場活動、救急車での搬送、そして病院収容に至る一連の流れを経験します。

特長2
消防官に必要なスポーツトレーニング方法を実践

ときには過酷な現場で救助活動を行う消防官にとって、筋力と体力は重要な要素です。そこで救急救命学科では、カリキュラムの中に「健康とスポーツ」という領域を設置。幅広いスポーツトレーニングを通して効率的に基礎体力を養い、運動能力を高めます。また、身体を動かすだけでなくトレーニングの理論も学ぶため、生涯を通して健康な肉体の保持に役立てられるはずです。

主要な科目
健康とスポーツ
スポーツ心理学 スポーツ生理学 スポーツバイオメカニクス
スポーツ医学基礎・応用 トレーニング論・実習 スポーツと保健栄養学
スポーツボランティア
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スポーツイベントの現場で大会主催者の救護班とともに救護業務の補助を行い、傷病者に対する適切な応急処置法等を学修します。
トレーニング論・実習
運動生理
「トレーニング論」では、バイオメカニクス(生体力学)などの理論に基づくトレーニングの原理・原則を学びます。「トレーニング実習」ではその内容を踏まえ、幅広いトレーニング方法を実践します。

特長3
即戦力として海、河川、雪山、都市災害のレスキューの基礎知識・技術を修得

明治国際医療大学は、即戦力として活躍できる救急救命士の育成を目指しています。そのために、実際の現場を体験する実習プログラムを豊富に用意しました。国家試験取得の要件ではないものの、実際には求められる場面が多い山、河川、海などでの救助法を学ぶ学外実習も充実。各種団体とも連携しながら、基本的な知識・技術の修得に留まらず、大学在学中に実践的な救護経験も蓄積します。

主要な科目
レスキュー実習
災害救急医学 ウォーターレスキュー実習 都市型救助実習
マウンテンレスキュー実習 ライフセービング実習
マウンテンレスキュー実習
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雪山における遭難とけが人の救助法を学びます。実際に救助を体験するほか、山に関する知識やスキー場における救護所とパトロール隊との関係、事故の種類とその対策などについても理解を深めます。
ウォーターレスキュー実習
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河川と人間生活との関係性や、実際に起こりうる水難事故とその対策について知識を深めた上で、水難救助法を修得。河川における基本的な泳法や救助・応急手当のスキルを身につけます。
ライフセービング実習
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海上での水難救助法を学ぶ実習です。海に関する理解を深め、基本的な泳法や海上での救助法・応急手当を学修。救助技術によっては、日本ライフセービング協会の協力のもとで実習を行います。
都市型救助実習
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都市部における救助事例の増加をふまえ、高層ビルでの火災や家屋の倒壊といった多様な場面をシミュレーションする実習を開講。救急救命士として主体的に行動する力を養います。

特長4
手厚い国家試験・公務員試験へのサポート体制

paramedic04社会人、医療人としてのキャリア育成のため、救急救命学科では1年次から「キャリアデザイン」の授業を開設します。コミュニケーション力やマナーといった社会で求められる基本的な素養はもちろんのこと、医療人に不可欠な倫理的思考力も養成。消防官や警察官を見据えた公務員試験や国家試験受験に向け全面的にバックアップします。
さらに、個人カウンセリングでのキャリア支援も実施。学生ひとりひとりのニーズを把握した上で、就職先の斡旋や試験に向けたアドバイスなどを行います。