
吉野 多統(よしの まさのり)
鍼灸学部
兵庫県 兵庫県立浜坂高等学校出身
国家試験について
──国家試験合格おめでとうございます。国家試験はどうでしたか?
難しかった印象ですが、なんとか受かることができました。ありがとうございました。
──国試受験の際、大学のサポートはどうでしたか?
図書館や実習室の開放など、勉強のできる環境を提供していただいたので、集中して取り組むことができました。
実習・授業について
──四年生は実習で忙しいと思いますが、どうですか?
病院実習では普段見ることのない医師の診察を見ることができ、医師の先生も鍼灸のことを理解してくれているので、とても勉強になります。
──鍼灸センター実習の印象はいかがですか?
先生によって来られる患者さんもさまざまなので、今まで授業で習ってきたことが実習によってよりイメージしやすくなりました。授業での先生とはまた違った鍼灸師としての姿を見ることができるので、とてもかっこいいなと思いました。
──4年生の授業はどうですか、印象的な授業を教えてください
4年生の授業では自分たちで考えて学ぶ授業が多いので、とてもおもしろいです。中国の鍼を使うことができた授業は、とても印象に残っています。
ゼミについて
──どのようなゼミに入っていますか?
患者さんに満足していただく治療ができるように、臨床を通して勉強するゼミに入っています。
──どのような研究をしていますか?
膝、肩、腰など、高齢者によく見られる退行性疾患を中心に勉強しています。
──やりがいを感じる点を教えてください
実習とは別にゼミ活動として鍼灸センターに多く入れるので、その分患者さんと多く接することができ、自分の成長を感じることができます。
卒業後について
──卒業後の予定を教えてください
将来的には地元で開業したいと思っています。僕の地元はどちらかと言うと田舎と言われる地域なのですが、センター実習とゼミ、どちらも高齢者の方を診ることが多く、僕の地元と同じ環境をイメージしやすいので、将来のことを考える上でよい経験になっています。
──大学で学んだ鍼灸師として、これからどのように社会貢献したいですか?
田舎と言われる地域に住んでおられる方々に鍼灸とはこういうものなのだと知ってもらいたいですし、来院された患者さんに重篤な疾患の所見が見られれば見逃さず、病院への受診を勧めることができるような鍼灸師になり、地域の健康を守っていきたいです。
注)このインタビューは平成26年度に行いました。